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幼なじみの従妹
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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幼なじみの従妹 57

有紀は突かれながら夫を見る。
その眼差しは優しく穏やかだった。

「愛してるわ、あなた・・・」

以外とも言える言葉が有紀の口から出てきた。

「あなたか私をあいつらに売り飛ばして・・・私は誰でも股を開くメスブタになったわ・・・そう、人間以下のね・・・そのお陰で身も心も捧げれるご主人様に出会えたわ」

残酷なまでに優しい有紀に男の心が折れかけてるのが健一にもわかる。
有紀は突かれながら四つん這いで近付くと、男の竿に手を添える。
妻を犯されながらも、男の竿はガチガチに勃起していた。
それをゆっくりとしごく。

「私の全てはご主人様のモノだから、特別に手でならしてあげるわ・・・あっ、お金払ってお客さんならオマ◯コもいいわよ」
「ああ、客としてならいいな・・・有紀」

目の前で己の竿をしごく妻。
その妻がもう他人のモノになっているのをまざまざと見せつけられる。
なにより男に辛いのは、もう自分の所に戻ってこないからこそ『客として』抱かれてもいいと言う言葉だった。
彼の希望を砕くに十分だった。

「どう?上手くなったでしょ?ご主人様が指導してかくれたのよ」
章吉の時はただ、受け入れるだけだった有紀。健一の所に来て以降、彼健一のためになりたい、健一に満足してもらいたいために一所懸命にテクを覚えた。
「有紀・・・・」
「あら、もう?・・・・少ないわね」
男は呆気なく射精した。あの日以降、健一しか見てない有紀は全て健一が基準になっている。並の量しか出ていない男の射精の何倍もの量を注がれている有紀は哀れみの眼差しで見つめる。
「やだ・・・・やめろ・・・・」
男の悲痛な叫びも無視して、有紀は再びしごき始める。
「ダメよ・・・・ご主人様の一回の射精と同じくらい出すまでしごいてあげる・・・・それともお金払う?払っても生はダメよ?子宮にはご主人様の種以外はいれちゃダメだから」

「もうやめてくれ・・・・痛い・・・・」
男は痛みを感じるまでしごかれて何度も射精させられた。
「おっ・・・・おぉぉぉ・・・・」
有紀は男のをしごいてる間、乳首とクリ◯リスを捏ねられ、何度もイカされて無意識にしごき続けている。
「有紀・・・・」
健一は射精と共に抱き上げ、再び駅弁の体位で結合部を男の顔の前に持っていった。
「あぁぁ・・・・」
有紀は男の顔に目掛けて放尿し始めた。体を震わせながや幸せそうな顔をしている。
「うっ・・・・やめろぉ・・・・」
その後も男は拘束され続けた。椅子からは解放されたが逃げられないように手錠をつけられ、柱にくくりつけられた。女達を襲わないように貞操帯もつけられた。
その間、見事に有紀は妊娠して膨らみ続ける有紀の腹を見ながら生活を共にさせられた。やりたい時は土下座をして、手でしごかれる。妊娠してからは金を払ってもやらせてもらえず。
ただ健一は男にこう告げていた。

『逃げたくなったら何時でも言え・・・直ぐに逃がしてやる』

だが、意外な事に男は有紀の腹が大きくなっていこうとも逃げなかった。
有紀に弄ばれても、すがり付いた。
ある意味、男として情けない姿で、女達の大半は軽蔑していたが、ある日天音がこんな事を言い出した。

「彼をくれない?」
「何をする気だ?」

天音がそう言い出した事に健一は怪訝な顔をした。
彼は有紀の旦那に恨みとかは無いし、彼のある意味しつこさに感心すらしていたぐらいだ。

「果樹園をやらせるの」
「果樹園?」
「ええ、昔は村の斜面一杯が果樹園だったのよ・・・権田親子が好き勝手やりだして廃れたけど、名産で私も好きだったわ」

それは健一も聞いた事があったが、もう放置されて久しく鬱蒼とした森になっている。

「果樹園が復活したら有紀を返してやるのか?」
「それは有紀さんが決める事・・・一人で出来る範囲なんてたかがしれてるけど、やらしてみていい?」

それは天音なりの村の復興プランなのだろう。
名産の果樹園が復活したら、村の収入が増えて自立できる。
今は旅館の方で人手が足りないぐらいだが、子供達が成長した時に旅館以外の選択肢があれば将来的に限界集落化も防げるだろう。

健一は成る程と思い、天音に任せる事にした。
挫折するならそれはそれだし、うまくいけばそれもよし。
夫婦として戻るかどうかは有紀任せにする事にした。

有紀の旦那は、その申し出に飛び付いた。
そうするしかないのだろうけど、彼は必死に草刈りから始めたのだ。
斜面の草刈りを終え、悪くなった木を伐り接ぎ木して体裁を整えていく。
彼は料理人だったが実家はその果樹園農家であり、ほんの小さな範囲だが果樹園が形になっていった。
実がなるまでには数年かかるので、更に畑を耕し野菜まで植え出す。
四十代前の男だけあって働きは申し分なかったのだ。

「呆れた人ね」

有紀は健一との間に生まれた子を抱き、章吉達に孕まされた二人の子と共に旦那の働く姿を見ていた。

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