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幼なじみの従妹
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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幼なじみの従妹 55


その後、健一は布団に移動し、左右に美代子と有紀、そして天音を身体の上で繋がったまま寝そべる。
何もない限りは天音と共に眠る健一だったが、その時は天音と繋がったままでいる。
特に動く訳でもなく、常に天音の蜜壺が健一の男根の収納場所のように突き刺して眠るのを日課としていた。

眠る美代子と有紀を左右に侍らせ、うっとりとした表情の天音と話す。

「旅館もうまくいきそうだな・・・」
「そうね・・・これで一つ肩の荷が降りるわね」

権田家や村の地主達の資産の多くを手に入れた健一だったが、全員を養うには運用しても足り苦しい。
故にこの旅館の収益は大事だ。

開放した彼女達に身体を売らせるのは心苦しいのだが、それ以外で生きていけない身体を健一だけで慰めるのは不可能だし、何より村を再興する為には稼がなくてはならない。
健一が彼女達にできる事は、たまに抱いてやる事と、いらぬ風聞から守る事ぐらいであった。

あの一件以来、権田と癒着していた議員の政敵と親密な関係になっている。性接待や情報共有の場として彼らに使って貰い、大金を落としてもらう。
そして、健一の気分で抱く。彼女達も抱かれようと健一にアピールしてくる。彼女達も美香や初美のように旅館ではないところで働いていて欲求が溜まりやすい女達を優先しようとして、苦労を共にしたもの同士に仲良くやっている。
さらに、章吉達に産まされた子供達。男の子は村のための出稼ぎをするように、女の子は母同様に旅館で働くように教育され、共に健一のために生きるようにと躾られている。しかし、子供達の父親の半数は生きている。獄中の者も有紀の旦那のように身内を捨てて逃げたものも含めて。
それから、数ヶ月。旅館も軌道に乗った頃。一人の男が健一の屋敷に運びこまれた。ここ数ヶ月、旅館を嗅ぎ回っていた男。美人な女に連れられて章吉の店のあった建物に連れ込まれて、そこで眠らされ、全裸にされて椅子に座らされ、縛られた。権田親子が生きていた時、無理矢理抱きまくった女達とは気付かずに色気に誘われ着いていった末に
、そのままゆっくりと健一の屋敷まで運び込まれた。
男が目を覚ますと、見覚えのある男が全裸で椅子に座り、全裸の女が男の股間に顔を埋めていた。
「起きたぞ。ほら、挨拶してやりなさい」
男の声に反応し、女が顔を股間から話し、こちらを見て挨拶をした。
「久しぶりね。あなた・・・・」
男に挨拶した女は有紀だった。健一は排卵日を迎えた有紀に約束だったご褒美に前に言っていた旦那の前で孕ませるというのを実行することにした。ついでにどこから嗅ぎ付けたのか旅館の回りをウロウロして探っていた旦那の排除も兼ねてのことだった。
有紀はとてもいい笑顔だった。
男のこわばった顔とは対照的だった。

「おまえ・・・」
「ようやく来てくれたのね・・・新しいご主人様を紹介したかったんだから」

優しい微笑みの有紀。
この微笑みは旦那にとって恐ろしいものだろう。
男の表情を見ればそれが分かる。

「もう終わったんだぞっ!!」
「・・・終わってないわ・・・見てよ、この身体・・・あなたしか知らなかった身体は何百人の男にいいようにされて・・・そんな私をご主人様は愛してくれるの」

まるで子供に言い聞かすように言う有紀。
そしてまだ外さぬ結婚指輪にキスした。

「安心して、あなたとは永遠に夫婦・・・でもあなた以外の男に抱かれるの・・・だって、あなたが私を売ったのだからね・・・」

笑みを崩さない有紀と、表情を歪める男。

「あっ!、あれは仕方なくっっ!!」
「分かるわ・・・仕方なくだもね・・・」

有紀が男に近づき、頬を両手で挟む。
その動作はあくまでも優しい。

「なら、私もこの身体が疼くから『仕方なく』あなた意外とセックスするわ」

怒りすらぶつけない。
いや、ぶつける価値も無いと思ってるのだろう。
強烈な怒りや恨みをぶつけられた方が、ある意味救いはあるが・・・
この優しさは残酷だろう。

有紀は旦那を壊しにかかってるに違いない。

「私はあなた以外の種で子供を生まされたのよ・・・あなたも散々見てきたでしょう・・・」
「すまん・・・仕方なかった・・・仕方なかったんだ・・・」

男は涙を流すが有紀の表情は優しい笑顔だった。
その笑顔が旦那には辛いだろう。

「許してくれ・・・許してくれっ・・・」
「あなたに謝罪してもらう事なんて存在しないわ・・・」

男の言葉に有紀は身を離し、微笑んだまま健一に近づく。
そして健一に抱きついて言う。

「ご主人様、私に種付けしてください・・・あの人もきっと喜びますわ・・・」
「・・・だ、そうだ?」
「違うっ!、違うぅっ!、止めてくれっ!、止めてくれぇぇっっ!!」

男の叫びにも有紀は微笑みを絶やさなかった。

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