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幼なじみの従妹
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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幼なじみの従妹 38


そして、その夜。
子供達が寝静まるのを待って、村の主だった者が母屋に集まっていた。

健一と妻の天音、鳴滝旅館の美代子と愛、保育所の美香と初美。
そして女中の千歳に村長の娘だった麻里。
後は子供達の為に人間として生きていく事を決めた鳴滝旅館の中居兼女中の女子達。
この十数名で、家畜達は対象外だ。

「まず、あのお稲荷さんをどうするかだ」

瑞穂から見せられた荒れた境内やお神輿の惨状を見て、これをどうにかしたいとは健一も思っていた。

「私がやってもいいですか?・・・」

そう答えたのは麻里だった。
彼女は健一に処女を捧げ中学生ながら妊娠し母になった娘だ。
ある意味、初美と健一に復讐の道具にされたのだが、全く恨みなんかなかった。

「子供達が大きくなった時に村祭りができて、お神輿も担げたらいいな・・・」
「そうだな、そうなったらいいな」

境内も神輿もとても他人に修理を委ねられる状態の代物ではない。何せ、鈴は瑞穂を吊るすために取り外され、御神体のあるべき場所に勃起したチ◯ポの木像が置かれていたり、瑞穂を吊るすために取り付けられた滑車、至る所に章吉に狂ってしまった時の瑞穂が嬉しそうに縛られた写真が神社に剥がれないように貼り付けられている。そして、至る所に章吉が瑞穂に刷り込んだ教えを刃物で刻み付けられていた。
神輿は、てっぺんには、屋根が無くなり、チ◯ポの木像が突き出て、至る所に章吉の全裸の写真がぶら下がり、「チ◯ポ神章吉」と焼き印が入っていた。そして、全体的に異臭を放っている。
「残念だけど、神輿は買わないとダメだ。もう、あれは神輿じゃない。問題は境内だよ」
「麻里ちゃんの気持ちもわかるけど、あれは神輿じゃない。瑞穂姉さんを弄ぶ道具よ」
章吉の手に堕ちた女達は皆見たことがある。夏になると、大宴会が催され、そこで例の縛り方をされた瑞穂がてっぺんのチ◯ポの木像をマ◯コに納めて章吉を称えながら登場するのだ。部下に担がれ、揺すられて。
最初は皆、悲鳴をあげるが毎年これで夏の大宴会が始まるのだ。翌年には恐怖で目をそられる。妊娠していた年など、章吉に孕まされる事がいかにありがたい事かを訴えながら現れるのだ。なので、知っている者達はもう、神輿として使えない事を理解している。
「瑞穂がもう神社を守っていける状態じゃないから、やり方さえ学べば麻里が宮司をやるのは構わない」
「だけど、あの境内は子供達には見せられないわね・・・お神輿もそうだけど」
「旅館をやってる大工さんにも頼めないし・・・」
「私達だけでどうにか建てなおすしかないわね」

天音を中心にまともな話し合いが行われながらも、中には『健一様にあれで責められてみたい』なんて言い出すものもいたりと、話の方向性は決まりつつあった。

ダムに大半が沈んで取り残された、本当に小さな集落。
それを立て直すだけでも大変な事だ。
幸い資金は潤沢だ。
サル吉から受け継いだ形の一大売春組織とも言えるものがあり、それの収益はかなり大きい。
やってる事はサル吉とは変わらないが、女達が喜んでやってるのが違いだった。

「なんか自分たちで作るって楽しいよね」
「そうね、でも少しだけエッチな部分も残したいかな」

彼女達は普通の生活を送れるぐらいはまともであるが、身体に刻まれた快楽は家畜女達と変わらない。

「エッチなのは否定しないけど、私や天音様なんかもあれに跨がされたから心境は複雑だわ」

そう言ったのはこの寄り合いでは千歳に次ぐ年長で鳴滝旅館の板長になる山瀬有紀だった。
既婚者で子供は三人。
ただし上二人はサル吉達に孕まされ、下の子は健一との子供だ。

三十代の彼女は、この村生まれの旦那と共に一旦町に出た。
二人でレストランを経営し、軌道に乗ったのだが、旦那がストレスからギャンブルに手を出し借金に手を出してしまった。

借りた先は権田家経営の街金・・・
簡単にポンと貸してくれるものだから、額はあっと言う間に増えてしまった。
しかもかなりの高利で膨らんだ利息は払いきれるレベルではなく、旦那は有紀を引き換えに借金の精算する書類にサインされられたのだ。

それからの有紀は、サル吉達に奴隷化された女達と同じ・・・
今でも彼女の身体には乳首と陰部にピアスや和彫りの刺青まで残っている。
そして彼女はサル吉の為に料理を作らされ、更には女体盛りの皿として使われるようになった。

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