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幼なじみの従妹
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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幼なじみの従妹 37

雪乃は多少事情は分かっていたし、舞衣子や紗江子は彼女がどうされてきたか分かる。
権田家の罪を背負うと言う事で、人として生きる事を拒否した彼女達だが、むしろ逆に瑞穂に償わなければいけないぐらいにその顔は見て取れた。

「瑞穂お姉さん、権田章吉の妻の舞衣子です」

舞衣子がそう言い瑞穂に微笑む。
不思議な事だが、健一に落とされた直後や事件後は離婚や婚姻関係終了の意志があった舞衣子だったが、ここに来て章吉の妻として生きる意志が強くなっていた。
愛してるのは健一だし、健一の為には何でもできるのだが、それは彼女なりの罪への向き合い方なのだろう。

「舞衣子ちゃん・・・」

どこか吹っ切れて章吉の妻として生きる舞衣子に、瑞穂は何故か安心してしまった。
ここなら、何も心配せずにありのままに生きられるだろうと・・・

「権田家の女は、健一様の・・・この村のメスブタ家畜です・・・」
「瑞穂さんがこれから、私達メスブタ家畜が大切にお世話しますね」
「共に村の皆さんと健一様に飼われましょうね」

村といっても男は健一と子供たちだけ。女も被害者か権田一派の家族。他は逃げて出ていってしまっていなくなった。その中でも瑞穂は最大の被害者であり、被害者の絶望の象徴というある意味、加害者。
雪乃や彩乃や愛達、逮捕者の妻や姉妹、娘は資金稼ぎも兼ねて旅館で財界や政界にパイプとなるために性接待をしている。これは被害者達がやらされていた事を加害者の家族が自ら進んでやっている。健一は止めたのだが、仲居となった被害者の中には賛同者が多く、健一も承認せざるを得なかった。
ただし、妥協案として、二度と望まれない子供を出さないようにと、「妊娠する行為の性接待は禁止」だけは徹底するようにお願いした。仲居となった被害者達も、健一は彼女達にとって救ってくれた恩人であるので、頭を下げられては断れなかった。
逮捕者の妻や姉妹、娘と言っても健一の奴隷となった雪乃や彩乃・愛・村長の娘の麻里以外は十数人で、その女達は時間の関係で健一の手にかからなかった者達で罪悪感で村に残った。逃げた者達は被害者の強い要望で裏社会に落とした。
残った女達も、罪悪感と筆頭である権田母娘の提案に拒否出来なかった。彼女達は被害者や健一の奴隷に手解きを受けて、被害者達や子供達のために彼女達が受けた陵辱を自らに課している。権田親子とは違い、法律でギリギリのラインで高額な収入を得て、彼女達の給料、健一の管理下の保育所や人間として生きて行けなかなった者達の為の家畜小屋の維持費を出しても、贅沢をしながら貯金が出来る。
この家畜小屋は基本、権田家の3人と紗江子の住居だったが、やはり人間として生きていけない者が多く、また加害者の身内としての罪悪感から参加した者、そこに瑞穂が加わって十数人になっていた。

彼女達は子供達の養育は千歳や美香、初美に託し、ここで普段は家畜として生き、必要があれば身体を売る生活をしている訳だ。
そして、舞衣子や紗江子も、出産を終えれば彼女達と同じように性接待や身体を売りたいと強く希望している。

健一はあまり賛成ではなかったが、彼の妻である天音がそもそも2年近く彼の為に身体を売って貢いでた時期があり、それを持ちだされると何も言えないのだった。
天音の献身は彼女達の理想であり、健一に自ら抱かれたいだけでなく全てを捧げ、貢ぎたいと言う意味合いもあるようだ。

それに現実問題、絶倫な健一とは言え一人だ。
彼女達の性欲を満足させるには、ある程度は認めないといけないのである。

村での決まり事を雪乃から説明を受けた瑞穂。その間、被害者側は瑞穂を見ながら涙を流し、加害者側は罪悪感からの涙を流していた。
「わかりましたか?」
「はい・・・・皆、また宜しく」
挨拶をしながらも瑞穂は淫水を垂れ流す。さらに、瑞穂は本人からの希望で体の刺青はそのまま。健一の愛してくれた時のままの状態でいたいからとの事。そして、お尻には詮をされた。健一に見てもらいながら排泄したいからそれまで出ないように処置したいから。罪悪感からここにいるものの仕事はほとんど、人間として生きていけなくなった者達の世話。健一に抱かれることはない。自分自身から女としての生きる事を奪う。それが彼女達が選んだ償い方だった。

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