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幼なじみの従妹
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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幼なじみの従妹 31

本来なら片方ずつ相手して、もう片方を子供の面倒見させるのだが、ついつい二人相手にしてしまった。
急いで戻さないといけない。
二人の尻を叩くと、二人共気づいたようで慌てて身支度する。

「申し訳ございません、慌てさせてしまって・・・」
「いいさ、子供が大事だからな」

済まなそうな二人に健一がキスすると、それだけで子犬のように喜ぶ。
そして、健一も身支度を整えながらふと携帯を見ると、天音からのメールが来ていた。
その内容は、山の麓の神社に行って欲しいと言う内容だった。


この地区のダムに沈まない高台に残る建物は、旧権田家屋敷、旧小学校、新鳴滝旅館、それに旅館従業員寮・・・
そして高台の一番高い所、つまり山の麓に『裏山のお稲荷さん』と呼ばれる神社がある。

香坂神社と言う健一達が幼い頃の遊び場の一つだった所であるが、今は神主の娘が一人で神社を守ってるらしい。
らしいと言うのは、あの一件でも彼女は関わっていないし、健一と関わるのも避けている節があったからよくわからないのだ。

そこに行けと言う天音のメール。
健一は過去の記憶を探りながら神社へと向かう。
確か、神主の娘と言うのは5歳ぐらい年上の優しくて綺麗なお姉さんだった記憶があった。
天音達から見ても憧れのお姉さん的な存在だったようだ。

記憶を探りながら坂道を上り、神社の石段を上がり、そして鳥居をくぐる。
昔と変わらないあの頃の光景だが、どこか古びたような感じがしている。
健一が境内に入ると、一人の女性が現れた。

「お久しぶりね・・・」
「お久しぶりです・・・」

互いに言葉少なく挨拶する。
巫女服姿の彼女は視線はどこか冷たいが、昔の面影がある綺麗な女性だった。

彼女の名前は香坂瑞穂。
前の神主の娘だ。

「ここに住むつもりなのね」
「はい、色々片付いたし、彼女達の責任も取らないといけないので」

そう問う瑞穂の視線は冷たいが敵視されてる訳ではなさそうだ。
彼女はついてきてと言い、健一を本殿に誘った。

本殿の扉を開き、中へ入る。
入った瞬間、健一は目を疑った。
そこにあったのは、破壊され落書きだらけの神輿・・・
かつて村祭りで使われてた神輿が悲惨な姿にされていた。

「これは・・・」
「権田章吉と子分達がこうしたのよ」

聞くのも野暮なぐらいだった。
彼らはここでやりたい放題だったから、これぐらいやっても驚くレベルじゃないだろう。

「神をも蔑む連中だったわ・・・だから君には恨みはなかったけど、君にさえ会うのにも踏ん切りがつかなかったの・・・」

要はもう何も関わりあいになりたく無かったのだろう。
約一年、健一にも会おうとしなかったのはそう言う事だったようだ。

そして瑞穂はため息混じりに深呼吸すると、巫女服を脱いでいく。
巫女服の下の裸体を見て、健一は更に愕然とした。

大振りの乳房、黒ずんだ乳首にピアス。
それだけでない・・・
左胸には牡丹の和彫りがなされ、添えられるように掘られた短冊には『雌牛』と刻まれている。

彼女が背中をクルリと向けると、そこにも和彫り。
しかも男女が絡みあう卑猥な刺青だった。

それだけでも異様だが、彼女は成人用のオムツをしている。
後ろを向いたままそのオムツを取ると、白い大きな尻が露わになる。
その尻を手で左右に開いて見せる瑞穂・・・
異様な事に肛門が閉まりきっておらず、開いたままであった。

「奴らは私を陵辱し何度も孕ませるだけじゃ飽きたらず、ここまでしたわ・・・もうオムツ無しで生活できないのよ」

そして前を向く瑞穂。
下腹部には陰毛は無く、陰部は開き小陰唇は黒ずみ伸びきっていて多くのピアスが付けられている。
美代子とか一部の女にも似たような事をされてるケースはあったが、彼女が最も酷い有様だった。

「私にとっては、君も権田家も変わらないわ」

復讐の為に多くの女を孕ませたり、彼女達に貢がせたり、奴隷にしたりしてるからある意味彼女の言う事は正しい。
たとえ、それが女達の自発的な意志であってもだ。

そして瑞穂は笑う。
笑いながらこう言う。

「ここまでされてもね・・・私は章吉様を愛してるの・・・壊されて狂ってしまったかもしれないけど・・・彼を殺した君が憎いの」

彼女の表情は狂気・・・
そう見えてしまう微笑みだった。
暗い、どこまでも暗い情念のように見えた。

「私を章吉様から奪える?・・・それともこんなクソ漏らし雌牛はご不要かしら?」

挑発的な口調でそう言う瑞穂。
顔立ちこそ、かつて憧れたお姉さんだったが、もう彼女は違うものだった。
ここまでされてもサル吉を愛し、まだそれを引きずってる彼女に健一は心が引き裂かれるような思いがした。

健一は瑞穂を抱きしめた。
そして問う。

「瑞穂さん・・・そんな事言ったら本当に奴からあなたを奪ってしまいますよ」

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