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幼なじみの従妹
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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幼なじみの従妹 20

サル吉がスクリーンに目を写すと、そこで映像が途切れた。
「舞衣子を探せぇ!」
サル吉は見たこともないような焦り顔で怒鳴った。しかし、誰もそのような元気などない。
「章吉様・・・これ・・・」
しばらくすると、探しに出た紗江子が涙目で封筒を持ってきた。そこには舞衣子の字で『権田章吉様へ』と書かれていた。サル吉が封筒を開けると中には離婚届とDVDが入っていた。
「ま・・・まさか・・・」
サル吉はDVDを再生させた。そこには最悪の予想通りの映像が納められていた。
「章吉様、資産管理をさせていただきありがとうございました。資産全部私名義に変えましたから。全部、ご主人様に貢ぐの・・・見て」
通帳から土地、株まで全資産を舞衣子に取られたのだ。それだけではない。舞衣子が見せてきたクリ○リスのピアス。サル吉が付けたものだと思った。しかし、何か違う。
「これね、ご主人様の奴隷の証なの。リングの内側にご主人様の名前が彫ってあるの。あっ、お母さんはご主人様とは関係ないから安心して。置いていくから」
舞衣子はサル吉の肉棒と引き換えに自分を差し出した母を残し、権田の全てを持ち去った。

「ご主人様はすごいの・・・あなたに変えられたこの体も愛してくれたの。オチ○ポもあなたのでかいだけの木偶の坊とは訳が違うんだから」
そう言いながら、舞衣子はカメラを横にずらした。するとそこには椅子に腰を掛けた健一がいた。舞衣子は健一の前で膝まずき、大きく口を開け放出されるオシッコを飲んでいる。それはサル吉が仕込んだ服従の儀式だった。舞衣子はサル吉のは泣きながら飲んでいたが、映像の舞衣子は嬉しそうに飲んでいる。
飲み終えると、舞衣子は健一の肉棒を自らのア○ルに招き入れた。
「くぅふぅぅぅ・・・ご主人様ったらぁ・・・」
健一は舞衣子の両足を持ち、駅弁の態勢でカメラに近寄った。


「うがあぁぁっっ!!!」
いきなりサル吉はその辺の椅子を振り回し、デッキを叩き潰す。
血走った目には理性の欠片もなく、手当たり次第に周辺を壊し始めた。
その時である・・・
「動くなっ!」
大量の警官が現れ、会場にいる者達を拘束していく。
「権田幸蔵!、ダム建設に関わる贈賄、詐欺、恐喝、私文書偽造、脱税の疑いで逮捕するっ!!」
すっかり放心した幸蔵に逮捕状が突きつけられる。
そして、サル吉にも・・・
「権田章吉!」
囲んだ警官達にそう呼ばれたサル吉が顔を上げ笑う。
それは、理性を失った狂気の笑みだった。
「うががががあぁぁぁっっっ!!!」
サル吉は椅子を振り回し暴れる。
理性を失った彼は猛獣そのものだった。
余りの強さに何人もの警官が吹き飛ぶ。
叫び暴れるサル吉を止めようと、何人もの警官が挑むが、全て吹き飛ばす。

パンッ!・・・

一発の乾いた音がサル吉を止める。
そう、彼の動きを永遠に止めた。
白いスーツの胸元を赤く染めて巨体がどうと倒れる。
これが若き帝王のあっけない最後だった。


「終わったわ」

携帯を切りそう言う天音。
子供の頃よく遊んだ野原で寝転がる健一は、その言葉に静かに頷く。
「この件は中央政界まで飛び火するが、それで得する奴もいる」
この逮捕劇は、健一が彼らの政敵に情報を売ったからだった。
それは、復讐だけでなく彼の大事な女達の情報を世間から隠す為・・・
その見返りに、その政敵達がダムの利益を得る訳だ。
だから、女達は解放されても村はほぼダムに沈む。
この思い出の野原もだ。
だが、それで構わない。
過去は戻ってはこないから・・・
それに、彼には未来へ共に歩むパートナーがいるから。
「天音・・・」
「なに、健一くん?」
近寄ってきた天音を抱き締めた健一は、その指にリングをつける。
「結婚しよう・・・俺には天音が必要だ」
「えっ?・・・」
予想外の事に天音は呆ける。
そして、慌てたように言う。
「嘘っ!、ボクがどれだけビッチか分かってるでしょ?・・・それに赤ちゃんだって産めない身体なのにっ!」
数多くの女達が孕んだ中、天音だけが妊娠しなかった。

やはり、かつての堕胎で受胎能力を失ったと再検査で聞いた。
それに天音は十代から身体を売っていた。
故に健一に尽くせるだけで幸せで、それ以上は望んでなかった。
「だから何だ?、俺は天音がいい」
頑として言い張る健一に、天音は最後の抵抗を試みた。
「舞衣子ちゃんはどうするのっ?!」
その言葉も健一を動かせなかった。
「あいつは俺の奴隷、お前は妻・・・何か文句あっか?」
そう言って天音を抱き締める健一に、もう天音も目を瞑って身を委ねた。
「うん・・・ボク、健一くんの妻になる・・・」
そして、二人は激しく唇を貪り始めたのだ。

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