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幼なじみの従妹
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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幼なじみの従妹 18

だが、一瞬見せた舞衣子の躊躇と天音の困惑した表情に健一は舞衣子に唇を重ねてから言う。
「いや、俺は舞衣の子供ごと可愛がってやるさ!」
そう、彼の愛する女達の大半は望まぬ子を抱えて生きていた。
それ全てを愛してやる事が彼女達を救いヤツラに鉄槌を下す手段なのだ。
舞衣子がサル吉の子を産んだ所で、舞衣子だけでなくその子も愛する度量と覚悟は健一にある。
「あううぅぅ・・・」
その言葉で舞衣子が再び達する。
愛のあるセックスと快楽のみのセックスの違いをまざまざと感じさせられたのだ。
しかも、快楽もサル吉以上なのだ。
確かにサル吉の巨大な男根は女を従わすだろう・・・
だが、それだけなのだ。
サル吉のは及ばずとも健一の男根は立派だし、テクニックも数段上だ。
なにより抱いた女を本気で愛するから、女達は心まで犯されて彼の虜になったのだ。

「待たせてごめんね、今度これを外して新しいのつけてあげるからね」
健一は舞衣子の乳首とクリ○リスのピアスを弾いた。
「くひぃぃぃぃ!」
舞衣子は達しながら涙を浮かべながら心も体も彼に支配されたいと望んだ。
「はい・・・健一様・・・」
舞衣子は心ではサル吉に屈していなくとも、体は勿論、心も男に支配される悦びを教え込まれ、奴隷としてでしか生きていけなくなっていた。
それを少し悲しげに見ながらも健一は微笑む。
「もう舞衣をおよめさんにしてあげれないけど・・・」
繋がったまま何度も絶頂に昇らされる舞衣子の髪を優しく撫でながら健一は言う。
「サル吉のおよめさんにしてあげるよ・・・俺の奴隷としてね!」
「ひぃあぁぁぁっっ!!!・・・」
その言葉と膣内の脈打つ快感に舞衣子はまた達する。
愛する男の奴隷になりながら他の男に嫁ぐとはなんと甘美な背徳であろうか・・・
それなら舞衣子は腹の子と共に権田家の全てを奪って健一に貢ぐ・・・
なんと素晴らしい復讐だろうか・・・
ただ、時と共に墜ちていくしかない舞衣子に、堕ちるなら魅力的な悪魔になれるとのこの囁きは禁断の実そのものであった。
「健ちゃ!・・・いえっ、健一様!・・・牝奴隷舞衣子はあのバカザルと結婚して、全てを奪って健一様に貢ぎますぅーっ!!」
それを聞いた健一は微笑みのままこう返した。
「なら、結婚式は俺達が盛り上げないとな・・・なぁ、みんな?」
そこには多くの女達が集まり、健一と舞衣子を見ていた。

美代子に美香、美香の母の千秋・・・
村長と愛人契約した初美と村長の娘で中学生の知佳・・・
それに舞衣子の義母となる雪乃まで・・・
全て健一に身も心も捧げてる女達だ。
舞衣子の知らない所でこんな事になってたなんて驚くしかなかった。
何度も絶頂しながら舞衣子は健一に愛と忠誠を誓い・・・
そして、この企みの一員となったのだった。


・・・数ヵ月後
結婚を済ませた権田章吉の披露宴には地元の名士が多数招待され華やかに行われようとしていた。
村は数十年前から計画されていたダム計画もまとまりかけ、大半が沈む村と隣町とが合併する話も順調で、村の一部の名士と権田家、そしてそのおこぼれに預かる者は莫大な利益を得ていた。
今日はその威信を示す日になる。
はずであった・・・

「なにしてる!、この舞台の意味が分かってるのか!!」
怒鳴り散らしているのは権田幸蔵であった。
部下がペコペコと頭を下げる理由は、まばらにある空席・・・
彼らの身内である女達が誰も居ないのである。
携帯は全く繋がらず、行方も解らない。

周囲の来賓も彼を宥めるが、その父以上にイライラしていたサル吉に部下が駆け寄る。
「章吉さん!、こんなものが!!」
渡されたのはDVD・・・
彼の知る天音の字で『権田章吉様へ』と書かれたそれを見て、サル吉は部下を八つ当たり気味に蹴りつけて言う。
「あのバカ!、いいから見せろぉ!!」
彼に蹴られた部下がそれをデッキにかける。
スクリーンに大写しされたのは、スーツ姿の天音だった。
「幸蔵様、章吉様、このたびはおめでとうございます・・・残念ながらこの式には出席できませんが、他に出席できぬ者達と共にビデオメールを送りたいと思います」
一風俗嬢に過ぎない天音は勿論呼ばれていない。
「ふん!、生意気なヤツめぇ!!」
サル吉は鼻で笑いながらもそれを見ていた。
頭を下げた天音の次に映し出されたのは美代子の顔のアップだった。
「章吉様おめでとうございます・・・」
彼女に珍しいぐらいの満面の笑顔でそう言う。
「私も章吉様に先立ち結婚しました・・・夫の浩次君ともうまくやっています」
美代子が出てきて訳が解らぬ顔で浩次が見ていると、彼女は彼をあざ笑うような表情でこう続けた。

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