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憧れの…
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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憧れの… 3

…酒には強いほうだ。
若干気だるい感じがするけど、ちゃんと歩けるし。
まあ、きちんとペースは守ってるから…

…トイレ手前の部屋で何か物音がした。
1,2時間前に行ったときは扉が開いていて無人だったはずだ。
こんな時間から宴を始めるヤツはいないだろう、そういう店とかじゃないし。

「おい…いいのかよ、お前だって旦那いるんだろ?」
佐久間の声だ。
誰と一緒にいるんだ?

「いるだけの存在よ…それに、ソコをそんなにおったてて言う台詞?」
…その相手は、さっきまで一緒に飲んでいた高井亜美…

同窓会の後にいい雰囲気になるヤツもいるだろうとは思っていたけど、まさかこんなところでおっぱじめるのがいたなんて。
しかも既婚者同士が。

「ねぇ、そっちはうまく行ってるの?」
「そ、そんなの、お前に今言うことかよ?」
誘惑し続ける亜美。必死に理性を保とうとする佐久間。

そのうちに亜美のものと思われるくぐもった声が聞こえてくる。
佐久間のをフェラしたのか、ディープキスしたのか。

「こんなの久しぶりよ。しかも旦那のよりもおっきい」
亜美は嬉しそうに言う。
そして、亜美は佐久間のを自らに求め、歓喜の声を上げる…

それ以上聞くとこちらのアレも大変なことになる。
俺はその場を後にしトイレに急いだ。

…トイレから戻ると、事が終わったであろう亜美と鉢合わせになった。

こちらは黙ってやり過ごそうと思ったのだが

「植木くん」
「……!?」
彼女のほうがそれを許さなかったようだ。

軽く微笑みながらこちらを見つめてくる亜美。
「さっき、ここ通りかかったよね」
「それがどうかしたかよ」
「…聞かれちゃったよね」
だからなんだ。
それをネタに俺を強請ろうとしてるつもりか?

「植木くんってさ、真希のこと好きだったよね」
「それが今のと関係あるのかよ」
「私たちさ…今の生活に納得いってないの。真希も、由真も、里沙も」

「それが…だからなんだって」
「植木くんに、私たちの連絡先教えてあげる」
「いや、お前、マジで言ってるのかって」
「マジだよ」

あのころのおふざけが好きな亜美にはまったくない、真剣な眼差し。
「えっと…お前らみんな、今もこの辺に住んでるんだ」
「真希はちょっと遠いけど、県外に行ってた植木くんほどじゃないよ」
亜美はスマホを取り出し、俺に見せる。そのままお互いの、そして残る3人の連絡先を教えてくれた。

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