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馬野
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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馬野 10

「うっす。お願いします。彼女、おっさんとか苦手なタイプっすけど、大丈夫っすか?」
ニヤニヤと、馬野を卑下するような笑みを浮かべて、和哉は言った。
「ご心配無く。明日から二週間以内に、結果を出しますよ。最初のお膳立ては、お願いしますね。」
伝票を持って、馬野はレジに向かった。
「(ちょろいおっさんじゃん。こりゃいただきだな。)」
翌日、遥を待ち合わせ場所に向かわせた。一応、デートって事だからいつも通りの谷間と生足見せた露出高めの服装をさせている。
「この電話切った後にナンパしてくるオヤジが馬野ってやつだから。」
「うん…ほんと大丈夫だよね?」
「任しとけって。間違ってもラブホとか行くなよ?襲われても手出し出来なくなるから。」
「行くわけないじゃん!オヤジとご飯行くだけでも嫌なんだけど!」
「だよな。でも、最初はイケるかもって気を持たせた方がいいじゃん?とにかく頼んだわ。」
かなり不機嫌な遥を宥めて、和哉は通話を切った。
部屋で漫画を読んだりゲームをしながら待っていたが、5時間が経過しても遥からの連絡はまだ来ない。時刻は22時。
「どんな感じ?」
遥にメールを送ってみたら、すぐに返信が来た。
「まだ飲み屋なんだけど、馬野っちめっちゃ面白いよ♪」
予想外の内容に、和哉は部屋で一人「はぁ?」と声を出した。
「ちげーだろ。なんだよ馬野っちって。適当なとこで切り上げてさっさと帰って来いよ。」
苛立ちを隠せずに返信すると、それから遥から返事は来なくなった。
「ちゅぱ、なになに、彼氏?」
「あん、そうだよ。気になるみたい。」
「よかったじゃん♪ヤキモチでしょ?」
ベッドに寝そべったまま、遥は携帯を枕元に置いた。衣類は全て脱ぎ捨てられて、馬野は布団の中でGカップあると言う乳房を堪能している。
「えーっ、お金が気になるんじゃない?馬野っちが部屋にいるってなったら貰えないじゃん。」
遥は、自分から馬野に全てを話した。元々、真面目な性格の彼女は、一度でも気を許した馬野に対して、非情に騙しきる事が出来なかった。
もちろん、馬野は感付いていた訳たが、「じゃあ、騙されてる事にしていいよ♪」と、それを了承した。
本来なら、行動は全て馬野から和哉へ筒抜けになるため、遥のガードは必要以上に堅くなる訳だが、馬野が全て知った上で遥との関係を和哉に秘密にするとなれば、それは遥の隙になる。
後は、酒を交えて楽しませる事に専念しつつ、その風穴に狙いを澄ませて事に至っていた。
『生真面目な遥を逆手にとって、逆に和哉を騙させる。』
馬野は、優越感に浸れればそれでいい。色々な意味で彼女から裏切られているとは知らず、和哉は苛立ちを隠すようにゲームに集中していた。
「あ、ちょっと、着けなきゃダメだよ。」
生のまま挿入しようと擦り付けると、遥は肩を押して嫌がった。
「おじさんゴムないよ?ある?」
「あるから、待っ…あんんんっ!」
棚に腕を伸ばした隙に、馬野はゆっくりと生で挿入した。
「はぁぁ、入っちゃった♪」
「はぁ、んっ、ちょっとぉ…♪中はダメだから、あぁ、はぁ、あぁん…!」
そのまま、長くゆっくりと腰を動かすと、遥から馬野の背中に手を回した。
「んっ、わかってるよ。それに、ゴムが減ってたら怪しいしさ。はぁ、はぁ、彼と比べてどう?」
顔を寄せて舌を出すと、遥は舌先をチロチロと舐めてくる。
「んあ、固いし長いし、全然違うかも…♪あんっ!」「はぁ、はぁ、遥ちゃんのナカ、気持ち良すぎてすぐ出ちゃいそう…。」
「えーっ、早いって、あんっ、あっ、あっ、」
馬野が突き入れる度に、遥の胸がタプタプと揺れる。「んっ、んっ、我慢して頑張るから、おじさんの精子飲んでよ♪はぁ、はぁ、」
「あっ、あっ、やだぁ、飲んだ事ないし…あぁん、あっ、ちょっと、あっあっあっあっ!」
ピストンを早めながら、馬野は首筋や胸元を舐めて、唇に貪りつく。
「んむぅ、んんっ、んっ、あっ、んっ、」
ぴちゃぴちゃとねちっこく舌を絡ませる上半身に対して、腰の動きは激しく精確に、深く、浅く、時には回すように密着させて、遥の理性を溶かしていく。
「あぁ、遥ちゃん、そろそろ限界、ゴックンしてくれる?それともこのまま中に出す?」
上体を起こし遥の手を握って、馬野はがむしゃらに腰を動かした。パンパンパンと腰を打ち付けるを響かせて、腕で寄せられた遥の乳房は激しく縦に揺れている。
「ああっ!中はダメッ!ダメだよ!馬野っち、あぁ!あっあっあっあっ!」
「じゃ飲んでね?はっ、はっ、はっ、いい?口に出すよ?ああイクッ!イクよ遥ちゃん!口開けて!」
「うんっ!うんっ!出してっ!ああっあっあっあっ!アタシも、あぁっ!あああんっ!」
「出るっ!」
一気に引き抜き、馬野は胸元に跨がるように片膝をついて、遥の舌に目掛けて射精した。ドバッと真っ白な精液が噴射して、口から外れた精液は顔にかかり、口腔内にはドバッドバッと注がれている。
「わぷっ、んむっんんっんんっ、」
亀頭をくわえさせて、遥の手を取って根元をシゴかせると、馬野は情けない声を漏らしながら嬉しそうに見下ろしていた。

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