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馬野
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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馬野 5

「んで、タップリと種付けして、はぁはぁ言って足腰ガクガクの梨絵ちゃんにまた会う?って聞いたら、考えとくって返事を頂いて、時間ギリギリまでベッドの上でキスしたりイチャイチャしてた。もちろん裸で。会社に行く前に連絡先も交換したよ。」
白い煙を吐いて、馬野はビールをゴクゴク飲む。
「あ、私から梨絵ちゃんに連絡しないから安心して。連絡来たら亮輔君に報告するから。」
「はい…」
「彼女だって、ちょっとだけ冒険してみたかっただけだと思うよ?大事な急用でも、彼氏に置き去りにされた状態だったし当て付けの気持ちもあったかも。」
「はい…」
フワフワと宙に浮いているような感覚の中、力無く返事をした。
そこに、梨絵からメールが来た。
「今日、アパート来ない?亮輔、様子が変だったから心配。」
馬野の話が無かったら、梨絵の気遣いに喜んでいただろう。しかし、今は会って顔を見て話せる自信が無い。もちろん、これは俺の責任だ。俺が、馬野を仕向けて浮気させたんだ。
「彼女から?」
「はい…」
「会ってあげた方がいいよ。浮気の罪悪感もあるし、とにかく誰かといたいってなってるだろうからね。」
「でも…会えないですよ…。」
「ん〜、まぁそうだろうけどね。でも、会わないって事になったら、私に連絡くるかもしれないよ?」
「……」
俺は、黙って「今日は疲れたからもう寝るよ。」と、梨絵に返信を送った。
「会わないの?」
「はい…」
「明日は休みだから、いっぱいエッチすればいいのに。」
それから、馬野に促されてビールを頼んだ。梨絵と自分、両方のフォローをしながら話を聞いてくれる馬野に、不思議と怒りや憎しみは感じない。初めに決まりを作ったからだろうか。ただ、梨絵を失いそうな焦燥感と、馬野に対する敗北感があった。
「よし、風俗奢ろう!抜いてスッキリしようじゃないか!」
「はぁ…でも俺…」
店を出たところで、馬野の携帯電話が鳴った。ディスプレイには、「梨絵ちゃん」と、表示されている。
「あ〜…どうする?」
「出て下さい…」
「ん、わかった。」
馬野が通話を押すと、聞き慣れた声が漏れてきた。
「馬野さん?今なにしてる?」
「今、飲み屋で飲んでたとこだよ。どうしたの?」
こちらを伺いながら、馬野は話している。
「彼氏の様子が変なんだ。浮気、バレたのかな…」
俺が首を振ると、馬野は合わせてくれた。
「そんな昨日の今日でバレたりしないよ。不安で、ちょっと過敏になってるだけじゃない?」
「でも〜…今日もさっさと帰って、明日は休みなのに会わないって…」
馬野がこちらを見る。俺は、頷いてしまった。
「じゃ、今から行こうか♪?」
「えー…、うーん…、エッチはダメだよ…?」
「大丈夫、今日はしないから。DVDでも借りてくから一緒に見よう。」
「わかった、待ってる。」
通話を切り、馬野は申し訳無さそうに謝ってきた。
「ごめんね。まぁ亮輔君の代わりだから。」
「いえ、大丈夫です。」
「エッチはどうする?多分、すると思うよ。」
「…梨絵にお任せします。」
「わかった。報告は?」
「メールでお願いします。」
馬野と別れて、俺はふらふらと帰宅した。今頃、梨絵はどうしてるだろう。
梨絵がドアを開けると、馬野がレンタルDVDの袋を持ってきた。
「早かったね〜。あ、ほんとにDVD持ってきた。」
「エッチ無しなんでしょ?梨絵ちゃんがしたくなったら大歓迎だけど。」
「バーカ♪しないっつーの。」
部屋に通されて、馬野はソファに座った。梨絵がDVDをセットして隣に座る。
一本目を見終わった時、梨絵がもたれてきた。
「馬野さん、今日はありがと。一人じゃ不安でさ。彼氏は様子が変だし、色んな事を考えちゃって。」
「こういう時、おじさんがいると便利でしょ。」
「ほんとに。でもおっさん性欲の塊だからなぁ。」
「おっ、それってエッチOKのサイン?」
「ダーメ♪今日はそういう気分じゃ…あ、コラ、おっさん…んっ…」
馬野が首筋に舌を這わせてソファに押し倒すと、梨絵は自分から首に腕を回してキスを受け入れた。
「ちゅっ、ちゅっ、初めから、ヤル気だったでしょ?ちゅっ、」
「んっ、どうだろう♪」
キャミソールを捲り上げて、キスマークだらけの乳房を片手で揉み回す。
「今日、会わなくて正解じゃない?こんな胸見たら浮気一発でバレるよ。」
「んっ、電気は消すし、布団から絶対出ないから大丈夫。」
「大胆だねぇ全く。」
乳首に吸い付きながら、馬野は梨絵の衣服を剥ぎ取っていく。
「あ、ちょっと、あんっ、おいっ、ここじゃダメだってば。んっ、ベッド、ベッドいこ?はぁ…」
捲れたキャミソールだけにされた梨絵が、乳首に吸い付く馬野を見つめる。
「ちゅぱ、彼氏としないようなエッチの方が燃えるでしょ♪」
馬野の指が梨絵の割れ目をなぞり、くちゅくちゅと音を立てる。
「おや、ヌルヌル♪」
「ちげーって。あん、おっさん何回も出したでしょ?多分、その残り…、んんっ、仕事中でも出てきてやばかったんだけど…はぁはぁ、」
「実際、昨日とか今日って大丈夫な日じゃないんでしょ?」
中指を膣内に入れて、混ぜるように動かしながら馬野は話す。もちろん、大丈夫な日は、安全日の事だった。
「はぁ、ぁんっ、妊娠しても、んっ、全然不思議じゃない日、みたいな?あんっ、ソコだめっ、」
上側を擦られて、梨絵の腰がクネクネと動く。
「妊娠してたら産むんだよね♪?」
「ぁっんっ、わかんないって、あぁ、はぁ、」
「産む?産まない?」
「だから、あんっ、あっ、んっ、バレたら、はぁっ、まずいから、」
「バレないって♪産むでしょ?浮気相手の子供♪」
狭い膣内に薬指も挿入して、さらに上側を刺激する。粘着質な音と刺激が、梨絵を頷かせた。
「ちゃんと♪」
「あぁん、馬野さんの、子供、産むぅ、ああっ、産むからっ、」
「彼氏と育てる♪?」
「育てるっ、育てるって、ああっ、待っ、んあああっ!」
ビクッビクッと身体を跳ねさせて、梨絵は絶頂を迎えた。

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