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馬野
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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馬野 26

「そのふざけた調子、どうにかなりませんか?」
「はは、冗談だよ。まぁ飲みなって。泥酔させて無理矢理エッチな事をしようなんて思ってないから。」
「……」
「取材に協力するんだから、ちょっとくらい楽しませてくれてもいいんじゃない?」
馬野が徳利を咲子へ傾け、渋々と両手で持ったお猪口で受ける。
「あ、美味しい…」
一口飲んで、漏らすように言うと、馬野はニヤッと笑った。
「それで、どうしてって?う〜ん、性癖だからかな。綺麗な人を見たら、セックスして中に精液を注いで、その子の卵子を受精させたくなるんだよね。人のモノだと尚更。」
「あの、そういう表現はやめてもらえません?」
嫌悪感を剥き出しにした咲子が、話を途中で止める。しかし、からかうような口調の目の前の中年は、咲子にお代わりと徳利を傾けて続けた。
「んで、妊娠させると雄の本能が満たされる感じがするんだよね。遺伝子を残す達成感って言うの?」
「最低ですね。相手がいる人を狙って。」
少し火照った顔で、臆面も無く告げる咲子。
「浮気ってさ、状況とか、条件とか、そういった要素が完全に合致した時に、しない人はいないと思うんだよね。」
「何をいきなり…」
飲みやすい日本酒のアルコールは、咲子の判断能力を鈍らせる程度にまでまわり始めている。
「さっきの写真さ、楽しんでたように見えなかった?つまり、咲子さんの友達も最低だよね。」
「……」
返す言葉が見つからない。確かに馬野は最低な男だが、友人も夫がいながら旅先で出会った中年の男に抱かれ、中出しまでされて楽しそうに笑っている。
「あー、まぁ、その場の勢いとかもあるからね。咲子さんは彼氏いるの?」
「…婚約者がいます…」
「へー、処女なのに?」
「なっ!?」
今度は、驚きで言葉が詰まってしまった。
「あ、本当に?なんかそんな感じがしたからさ。」
「………」
馬野のいいように転がされ、酔いとは別に顔が熱くなる。
「偉いんだねー。今時いないよ。」
「……馬野さんには関係ないです。」
「確かに。じゃ今日の取材はここまでね。さ、食べて飲んで。」
「次こそ色々と取材させてもらいますから。約束ですよ。」
既に、婚約者より先に咲子の処女を奪って妊娠させる事しか頭に無い。追加の酒を頼んだ馬野のズボンは、膨れ上がっていた。
それから、咲子が23歳、この辺りの近くに住んでいる事、彼氏は真面目な中学校教師と聞き出しながら、少しずつ酒を勧めていく。
頃合いを見て料亭を出ると、咲子は完全に出来上がってしまっていた。
泥酔状態の時や、合意無しに抱くのを好まない馬野だったが、記事を書かれたら困る事もある。そして、素面の咲子を落とせる保証も無い。
「ちょっと休んだ方がいいよ。」
「休むなら〜家で〜」
肩を貸してフラつく咲子を支えながら、推定Fカップ以上の胸を掴みながら馬野は歩く。マンションのエレベーター内に入ると、咲子は意識を失った。

パン…パン…パン…
「あぁっ、いたぁ…いっ、あっ、いっ、た、」
下半身を襲う痛みに気付いた時には、既に馬野の亀頭が入っていた。弱々しく抵抗をしたが、そのまま身体にのし掛かられて押し込まれてしまい、咲子が23年間守り続けてきた純潔は、父親くらい歳の離れた馬野の男根で簡単に奪われた。
「はぁ、んんっ、入れないでって、言ったのに、痛っ、いたいっ、やだぁ、」
「はぁ、はぁ、もう手遅れだよ。」
咲子から見えないが、シーツにハッキリと破瓜の証拠が滲んでいる。
「うぅ、ぐすっ、ぐすっ、う…ぅ…」
彼氏の顔が浮かんでしまい、右腕で目を覆って泣きだす咲子。一方、全裸の馬野は、抱き込むような態勢で腰を動かしていた。ピストンに合わせて持ち上がった両脚が力無く揺れて、咲子のベッドが機械的に音を立てて軋む。
「あっ、んっ、ぐすっ、うぅっ、どうしよう、どうしよう…ぐすっ、」
「はぁ、はぁ、いいから、もう少し、」
「んっ、んっ、あっ、あっ、あっ、」
苦悶の表情を浮かべながら、シーツを掴んで馬野のピストンに耐える。急に激しく乱暴に突き上げられた後、馬野が密着させた腰をブルッと震わせて大量の精液が注がれているのが分かった。犯されて処女を奪われた上に、無責任な中出しだった。
「はぁ、はぁ、はぁ、」
「はぁ、はぁ、はぁ、」
お互いの荒い息使いだけが、耳に入ってくる。茫然自失で動けない咲子から引き抜くと、血の混じった大量の精液がドロッと流れ出した。
「ふぅ、私の記事なんて書こうとするから、こうなるんだよ。」
「はぁ…はぁ…はぁ…ぐすっ…」
「ま、咲子ちゃんが好みだったのもあるけどね。特に顔とデカパイ。」
馬野の言葉に反応せずに、天井を見つめている。
それから、朝方まで馬野の一方的なセックスは続いた。
キスも初めての咲子だったが、それを聞いた馬野はしつこいくらいに唇を貪ってくる。唾液を飲まされて、精液を注がれて、まるで、体内を馬野という雄の匂いでマーキングされているようだった。
甘い声が漏れる頃になると、馬野は大喜びで女の悦びを身体に教え込もうとする。射精間近になった時の激しい腰使いは痛かったが、唾液を絡ませる濃厚なキスや身体中への愛撫は、大嫌いな馬野が相手なのに咲子を溶かしていった。
フェラまで強要されて、お互いの体液にまみれた男根を嫌々ながら指示通りに奉仕までさせられた。妊娠の不安がアルコールでズキズキと痛む頭をよぎる。緊急避妊薬を飲まなければ、手遅れになるかもしれない。馬野は、咲子が婚約中だろうと妊娠させる事に一切躊躇は無いだろう。むしろ、孕ませたがっている。
「ちゃんとしないと、また中に出すよ。」
恐くなった咲子は一心不乱に奉仕したが、結局、再び生で挿入されて膣奥に馬野の遺伝子が注ぎ込まれた。

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