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思い出の女の子
官能リレー小説 - 寝とり/寝取られ

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思い出の女の子 3

佳奈は本当に処女だったが、裕明に裸を見られるのが恥ずかしいので、少し迷ったのだ。
「あんたさ、いい加減にしろよ。佳奈が好きならさ、どうして疑うんだよ。どうせ、そのエロ動画で興奮したんだろ?ボクもあんな風にしてみたいでちゅ〜」
「ぐっ…」
「図星か、童貞だろ?そんなんで、佳奈とちゃんとハメれるの?」
「それは…」
「お前、何だよ」
「佳奈の友達さ。平田裕香、非処女」
俺に難癖つけて来る女が名乗る。佳奈の友達のうちの一人で、背が高いし気がきついようだ。でも、どこか佳奈に似ている。
「もしかして、お前…」
「そうだ、まずあたしが聞いてやるよ」
「裕くん…」
「佳奈ちゃん、こいつと話がある」
「そう」
俺は裕香と佳奈の家から出る。
裕香は佳奈のようなヒロイン属性はないようだ。美少女に見えても、女子力が低いタイプだ。
「あの動画で抜いたのか?」
「抜いてねーよ、友達が持ってるのをチラッと見ただけだ。でも、佳奈と…」
「続きは、この公園で話そう」
俺が似てると言おうとした瞬間に裕香は公園に入る。そして、ベンチに座った。
「女ってのは、髪型や化粧で変わるんだぜ」
裕香は煙草を取り出すと派手なライターで火をつけると吸い始める。
「変わるっても、ヒロイン枠と不良少女枠は別物だ」
「あの動画はほとんどカラミだけしかない。キャラ付けより迫力重視」
「いやに詳しいな」
「だって、あたしが主演だから」
裕香は俺に煙草の煙を噴きかけた。
「そんな事…」
「あるんだよ、佳奈の為だ」
「なんで、わざわざ…」
たしかに少し佳奈に似ているし、きっと胸のサイズもほぼ同じに見える。
「佳奈の事を思い出して、わざわざやってきた男がいる。狙い通りだ」
信じられないことだが、こいつなら佳奈の為ならやりそうだ。がさつでガラ悪いが汚れ仕事も厭わないタイプだろう。
そして、もう一人は知的で佳奈に助言を与える役割に違いない。
「わざわざ顔も佳奈ちゃんに似せたのか!」
「二人の男子もよく撮れてるだろ?佳奈にちょっかいを出そうとしたから、あたしがボコってやった。
二度と佳奈に近づかない代わりに、いっぺんにやらしてやった」
「そいつらを利用してあの動画を作って、俺が見たら確かめようと佳奈に会いに来ると…」
裕香が佳奈の処女を守ったことになるから、感謝すべきかもしれない。
こいつがヤンキーなのは分かった。もしかしたら、俺が佳奈に相応しい男かどうか喧嘩で試す気かもしれない。
「度胸を見せろよ」
裕香はベンチから立ち上がると煙草を捨ててから言った。
「やっぱり…」
「このあたしと…」
「殴りあいか?凶器はなし…」
「ちげーよ!」
「だったら」
「アオカンしようぜ」
「野外プレイ?」
「そうだ」
「この公園のことはよく知ってる。人もいないし、暗くなってきただろ」


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