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俺にとってはみんな大切な存在であって…
官能リレー小説 - ラブコメ

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俺にとってはみんな大切な存在であって… 2

「君たち何歳?」

先ほどの女の子たち、その肩に両手を回し俺は尋ねる。
車の運転は吉木に任せて俺は女の子たちと後部座席に座った。俺が真ん中だ。
吉木に撮らせた写真はうまく顔から身体全体まで写っており脅すには申し分のないものだった。
俺は吉木からスマホで写真を送ってもらい、駐輪場にいた二人に声をかけその写真を見せた。
案の定、怯えた様子の二人に対し俺は

「この写真ばら撒かれたくなかったら、おとなしくついてきてくれる?」
と言って、今に至る。
うまくいきすぎて拍子抜けするくらいだった。

--------------

「12歳です…」
ショートボブの子が答える。
「私も…」
ゆるふわセミロングの子もそれに続く。

「そうか、12歳ってことは」
「6年生です…」
小学生だった。まあ最高学年で半年もすれば卒業するんだろうけど。
小学生とエッチなことができる、と思うと股間が興奮してギンギンになっているのがわかる。
すぐにでも犯したい気になるけど、まだ名前も聞いていない。
エッチはそのあとでもいいだろう。

「二人とも、名前は?」

「清水絵梨香…です」
「園田天音です」

ショートボブの子が絵梨香ちゃん、ゆるふわロングの子が天音ちゃん。

「二人とも可愛い名前だね」

そう言うと二人を引き寄せる。身体が密着する。
二人の身体が震えているのを再認識した。

「2人はお友達かな?」
「は、はい・・・」

答えたのは絵梨香ちゃん。
彼女の方が見ていたらハキハキしていたし、天音ちゃんを引っ張っていた感があった。
震えていても自分がしっかりしなきゃ感が伝わってきて愛らしい。

逆に天音ちゃんの方は震えが大きい。
後一押し脅かせばパニックになりそうな感じだ。
だが、こんな状況で安心してだとか大丈夫だよと言っても説得力は無い。
なので暫くは放置だ。

「あのっ・・・写真っ・・・どこにも・・・流さないです・・・よね?」
「君達次第だね」

絵梨香ちゃんの問いに嘘は言わない。
天音ちゃんは更に震えて泣きそうだが、絵梨香ちゃんは気丈だ。

「そう言えば、昨日のテレビで・・・」
「ん?夜のアレか?」

司がそこで全く関係の無い話を始める。
いいタイミングだ。
俺が2人に何か言ったり沈黙より、他愛の無い会話の方が恐怖感は薄らぐ。
司は他人の空気読むのが苦手で虐められていたが、俺の空気だけは抜群に読む。
それに俺の独特の低音ボイスは、聴くと場が凄く落ち着くとよく他人に言われる。

俺と司が他愛のない会話をしているうちに天音ちゃんの身体の震えが解けていき、絵梨香ちゃんは窓の外に視線をやっていた。

「これから、どこに、行くんですか…?」
「そんなに遠い場所じゃないよ。えーと、それと君たち門限とかあるかな」

少し不安そうに尋ねる絵梨香ちゃんに俺は答え、さらに質問する。

「私、5時までには帰らないと、ママに怒られます…」
「私も…」
「そうか。じゃあ4時にはプールの駐輪場に帰してあげるね。まあ、俺の言うことを聞いてくれたらだけどね」

今は午後2時。2時間は楽しめるだろう。

そう言う会話から数分で車は町工場が立ち並ぶエリアに入る。
そのエリアの外れにある空き地やら資材置き場やらが並ぶ一角の倉庫の前で車が止まると、電動シャッターが軋んだ音と共に開く。
その中に車を入れシャッターが軋みながら閉まると、2人が緊張するのが分かった。

ここはかつて町工場の一つだったが、数年前に倒産してる。
家主は親類で次の借り手がいないから、学校から近い俺が寝床代わりに借りているものだ。
倉庫はそこまで大きくないが、何も置いてないので広さは感じる。
その一角に事務所スペースがあり、そこを生活スペースにしている。

事務所スペースは3つ部屋があり、入ってすぐがLDK扱い。
その隣が自室と寝床。
一番奥が物置にしてるが、その一番奥の部屋に司に2人を連れて行かせた。
その理由は奥の2部屋は窓が無いのと、一番奥の部屋の入り口は2番目の部屋にしか繋がっていない・・・
つまり、逃げ場が無い訳だ。

俺は手前の部屋で待ち、女子3人だけで奥の部屋に入れる。

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