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俺にとってはみんな大切な存在であって…
官能リレー小説 - ラブコメ

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俺にとってはみんな大切な存在であって… 1

夏休みという時期、若い男女は浮かれやすくなる。
その夏のその日、俺はどこの誰よりも浮かれていたに違いない。

俺は佐藤航、専門学校生だ。
その日は専門学生仲間の吉木司と市民プールに来ていた。
名前から性別が分かりづらいかもしれないが吉木は女で、俺との関係は恋人未満セフレ以上。
髪は綺麗で長くて胸も大きくて、可愛いのに性格はすこぶる暗い。
そのせいか通っている専門学校では虐められていた。

ある時俺が彼氏のフリをして彼女を助けてやると、その次の日からは虐められなくなった。
まあ、当時はコイツのことが好きってわけでもなくて、完全に身体目当てだったんだけど…
そんなこともあって俺に恩を感じている吉木は俺の言うことはなんだってやってくれた。

学校のトイレで俺に処女を捧げてくれたり。
深夜の公園で露出プレイもさせてくれたり。
最初は全然セックス慣れしてなくて反応もマグロだったけど徐々に慣れて何でもしてくれるようになり可愛い淫乱な子になってくれている。

ホントは飽きてきたら捨てるつもりだったのだけど、付き合ってるうちにどんどん可愛く思えてきて、なんだかんだでいつも一緒にいたりする。

そんな俺と吉木、いつも普通の恋人らしくない特殊なことをしていたが、その日は過去最高に?特殊なことをやっていた。

吉木は小さな市民プールで楽しそうに泳いでいた。
うん、とても可愛い。

それも見ながら俺はプール脇のベンチに座り行き交う水着姿の女子を観察していた。
夏休みという期間だからか、学生らしき子が非常に多い。
美人もいれば可愛い系もいるし、スレンダーもいれば巨乳も…いろいろな子がいる。

その中で俺は11〜13歳くらいの2人組の女の子に目を付けた。
一人は小柄なショートボブ。しかし大胆な花柄のビキニタイプの水着。
いかにも大人になろうと背伸びした感じの子。
胸もまだまだって感じで、よーく見ないと凹凸がわかるくらいの微々たるものだった。

もう一人はゆるふわロングヘアで、身長は高め。
地味な紺のワンピース型の水着。
歳の割にむっちりとした太股、そして大きな胸。

何より二人とも可愛い。
保護者が同伴してるようにも見えず、二人で楽しそうに会話しながら歩いていた。

プールから上がる吉木に俺は目配せした。

「吉木、あの二人にしよう」
「ちょっと小さすぎるんじゃ…」
「まあまあ、ひと夏の体験を味わせて上げようってことでな」
「はあ…」

不安そうな吉木だったが
「二人とも押しに弱そうだから何とかなるさ」

二人組の女の子たちは帰るようで、更衣室に向かっていた。

「じゃ、頼むよ」
「うん」

今日の特殊なことはというと…

市民プールで気になった子を探してその子を抱くこと。
ナンパみたいな行き当たりばったりな方法ではなく、その子を脅して確実に抱こうという作戦だ。
何で脅すか、と言えば、盗撮写真。
更衣室では誰だって裸になる。
周りは同性しかいないし警戒なんて誰もしない。
そんな中で女の吉木にターゲットの裸の写真を撮影してもらい、それで脅す、という感じだ。

自分でも危ない計画だというのはわかっているし、正直100%成功するとも思っていなかった。

だが、そんな俺の思惑は何だったのかというほど、事態はあっさりうまくいったりするのだ。

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