その感触はすぐに消える。
ビックリして澪さんの表情をうかがうと、うっすら涙しながらも、笑顔だった。

「初めて」
「僕もだよ」

もう一度、顔を近づける。
今度は、さっきよりも長いキスがしたい。

そう思い、唇を重ね、澪さんの体を倒す…

澪さんのパジャマに手を伸ばし、ボタンをひとつずつ外す。
何も言わず、ただじっと待つ澪さん。

すべてのボタンを外し、捲る。
何も身に着けていない澪さんの体があらわになる。

「いいよ…」
それだけ言った。
僕は、その豊かな乳房に手を伸ばし、ゆっくりと揉み始めた。
「遼平くんの手、あったかいね」


「嬉しいよ。」
「ふふ…あっ！」

ちょっと気持ちよかったみたいで、澪さんは声を上げた。

「遼平くん…」
そう言って、澪さんは微笑んでいる。

「綺麗だ・・・・・」
豆球が照らす、仄かな光。
そこに映る裸の澪さんは、何といえばいいのか僕の言葉では説明しきれない。
とにかく、綺麗だった。
純粋に、美しい。


その綺麗な身体に見惚れつつも、僕は両手でゆっくりと澪さんの胸を揉み続ける。
「ああっ…あっ、り、遼平くん…」
「澪さん、綺麗だ…」
ゆっくり乳房をこね回しながら、徐々に尖りつつある中心の突起を指で弾く。
「ああ…ああっ！！」

澪さんが声を上げる。
恥ずかしいのか、手を押さえて我慢しようとする。

その手を退けようとすると、澪さんは戸惑った顔をする。

「遼平くん…ちょっと、恥ずかしい…」
「そんなことないよ、澪さんの可愛い声、もっと聞きたいんだ」
「そんな…美晴ちゃんにも、聞こえちゃうんじゃ…」
「大丈夫」

そう言いながら、乳首を軽くつまみあげる。
「あっ、ああ！！」
澪さんが小さく叫び、身体を震わせる。