僕と彼女と×3 6
晩御飯を食べ終わったときには午前1時過ぎ。
それから後片付け、お風呂を済ますと2時。
…明日は昼まで寝て、外出するなら日曜かな。
仕事のヤマ場を乗り切れば有休取れるかもだし。
「あ、彰人さん、背中流しましょうか」
「えっ?」
実花ちゃんがそんなことを言い出す。
「い、いや、別に、いいよそんなの」
「うふふふ、遠慮せずに〜、お疲れでしょうし」
「え、え〜」
いやそんなこと言われてドキドキバクバクですが、僕の心臓。
「実花、ずるいぞ〜」
「明日は私がしますから!」
結衣ちゃんと凛ちゃんもそう言って…これはもう断れないぞ。
「…それじゃあ、お願いしていいの?」
「はい♪」
実花ちゃん、すごく嬉しそうだ。
先に服を脱いで、風呂に入る。
「おじゃましま〜す」
すぐ後に実花ちゃんも入ってきた。
いつもポニーテールの実花ちゃんしか見たことがないから、髪を下ろした姿は新鮮だ。
ちょっと大人っぽくて、またドキッとする。
…って、おおおい、実花ちゃん…!!
「実花ちゃん、裸、スッポンポンじゃん!」
「え?お風呂入るんだから当たり前ですよ〜」
いや、それはそうだけどさ。
「いや、男の前でって…」
「う〜ん、彰人さんになら、大丈夫だって思ったんです」
僕にならってどういうことなんでしょう。
実花ちゃん、結構スタイルいいし…