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僕と彼女と×3
官能リレー小説 - ラブコメ

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僕と彼女と×3 5

「そういえば服買ってきたんだね。3人とも可愛いねぇ」
「ありがとうございます!」
結衣ちゃんはフリフリで女の子らしい。
凛ちゃんはボーイッシュでスポーティー。
実花ちゃんはカジュアルっぽい。

「近くに古着屋さんがあったな」
「はい!安くて可愛いのがあったんですよー」
実花ちゃんがクルクル回ってアピールする。

こんなに遅くまで起きていても元気だなぁ。
3人の姿を見ていると、疲れも吹っ飛ぶような気がした。

「あ、今から晩御飯作りますね」
「ごめんね、わざわざ」
「私たちも今からなので」
「え、それは、先に食べてもいいのに」
「彰人さんと一緒のほうがいいんですよ!」
結衣ちゃんの言葉に、感動しそうにもなるが

「でも、寝る前の食事って、太りやすいって言うしねぇ」
「そうなんです?でも、私たちは彰人さんをお待ちしてますから」
凛ちゃんはあっさり。

「私たちだけ先に食べちゃうと、彰人さんに申し訳ないなーって思うし」
「彰人さんがいたほうが楽しいですし」
結衣ちゃんと実花ちゃんも言う。

「まあ、別々だと二度手間になっちゃうってのもあるんですけどね」
「それはあるねぇ」
凛ちゃんの言葉になるほど、と頷く。
言われてみればそうだ。

いい匂いが漂う。
おぉ、これは、カレーか。

「カレーですか」
「彰人さん、カレーお嫌いでした?」
結衣ちゃんがそう聞くが

「いや、そうじゃないけど。むしろ好きだよ」
「よかったー。あ、今日のお昼がカレーだった、とかじゃないですよね?」
凛ちゃんが聞いてくる。
「いやいや、今日はラーメンだったし」
「よかったぁ」
こんな夜遅いのに、しっかり準備してくれた君たちはすごいよ。

「できましたよ〜」
結衣ちゃんが僕の分もカレーライスを持ってやってきた。
うん、いい匂いだ。

「それじゃ、いただきま〜す」
『いただきます!』
夜遅くまで待っててくれたみんなに感謝。
「うん、美味しい」
カレーの味は最高に美味しかった。
自分では作れなかった味だ。

「彰人さん、明日はどうするんです?」
実花ちゃんが尋ねてきた。
「うーん…明日はゆっくり休みたいね…下手すると昼まで寝ちゃうかもしれない」
「私たちもそうかも…」
凛ちゃんもそう言う。

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