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学級委員長
官能リレー小説 - ツンデレ

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学級委員長 7

びゅびゅうぅ〜っ
「きゃっ!……」
「はぁ…はぁ…はぁ…」
「ちょっとぉ!」
「ご…ごめんなさい……」
「射精したって事は気持ち良かったのよね。」
「え?……それは…」
隼人が答えられずにいると
パシャッ
瑠璃は射精したばかりの隼人の姿を携帯カメラに収めた。
「委員長?」
「これをばら撒かれたくなかったら、この事は口外しないこと。じゃあね。」
瑠璃はそう言い残し、精液の始末もせずに出て行ってしまった。
「……あ、片づけなきゃ…」
隼人はトイレからトイレットペーパーを一巻き取ってきて自分の精液をふき取り、紙はトイレに流した。
「委員長、何であんな事したんだろ?僕の事そんなに気に入らないのかな?」
隼人は独り言を呟きながら家に帰った。
「ただいま。」
「お帰り。」
隼人の母親は専業主婦でいつも家に帰ると迎えてくれる。隼人はその母に笑顔を見せ、部屋へ向かった。
「はぁ……とりあえず着替えるか……」
隼人は制服から普段着に着替えた。
一方、瑠璃は
「これで隼人君の弱みを握ったわ。ふふ、今度呼び出して又あんなこと出来るわよね。」
部屋で一人喜びに満ちた顔をしていた。
「でも普段は委員長で居なきゃ。」
瑠璃はカバンからノートを取り出した。テスト前ではないが瑠璃は毎日予習復習を行う。クラス委員長として成績がトップクラスから転落することは許されないと瑠璃は家庭学習を続けているのだ。

「はぁ〜っ……ひと段落。」
瑠璃は携帯電話を手に取った。
「ええと……あ、これだ。」
『はい?もしもし?』
「あ、真衣?私瑠璃だけど。」
「うん。如何したの?」
「ちょっと相談があるんだけど……電話じゃ話しづらいからちょっと出てきてくれない?いつもの喫茶店でいいかしら?」
「いいわよ。それにしても瑠璃が相談なんて珍しいわね。」
「ごめん。」
「大丈夫よ。」
「ありがと。」
瑠璃は電話を終えると手早く身支度し、家を出た。
「何て切り出そうかしら……」
呟きながら歩くこと数分目的のカフェが見えてきた。既に真衣は来ていた。
「あ、ごめん。待たせちゃった?」
「大丈夫。丁度良かったわよ。」
二人はレモンティーとクッキーを注文した。
「で?如何したの?」
早速真衣が瑠璃に聞いた。瑠璃は下を向きながら、
「あの…私…隼人君を…苛めちゃったの…」
と切り出した。
「え?クラス委員長の瑠璃が?」
真衣は目を丸くした。

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