素敵な生活 1
「ふわあああぁぁ」
僕は水無月 力(りき) 高校2年生です。
名前によらず、力が弱くて時々からかわれたりするけど、
自分で言うのもなんだけど、女子からは結構?もてちゃったりします。
「もうおきたの?」
彼女は山口 華恋幼なじみで、小さいころ親に捨てられてからは同居(同棲?)してます。
「ちょっと〜早く朝ご飯の準備してよ〜」
「今手が離せないから遣っといてくれますか?」
とたんにぼおっと赤くなった。
そう、じつは不器用なのだ。
「えっ、と、ともかくやっといてよ。」
「そんなことを言われても」
「いいからさっさとしなさい」
「あっ、もうこんな時間だ、力早く学校行くわよ」
「は、はあ」
これがいつもの生活だった。
「ただいま〜」
「おかえり、華恋」
「ねえねえ、あれしようよ〜」
「あれとはなんですか?」
「こ〜れ♪」
すると、いきなり力を押し倒し、唇を重ねてきた。
力はいきなりの事に吃驚してなすがままになっていたが、現状が判ると自分からも唇を重ね合わせた。
そして、舌をねじこみ、キスを続けた。