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落ちこぼれ
官能リレー小説 - ツンデレ

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落ちこぼれ 5

真子は躊躇っていた。
康広くんってあまり目立つほうじゃないし、私みたいな体育会系は好みじゃないのかも。
用具室に呼んだのは失敗だったかな。もうちょっと雰囲気あるとこにしておけばよかった。
う〜んもうらしくない!もう始めちゃったことよ。前に進むだけ。
そういえば康広くん今朝綾音先生と仲良く登校してたよね。
もっと思い切って勝負に出ないと私に勝ち目ないぞ。
真子ガンバ!自分に言い聞かせた。
昨日のあれよりがんばるとなると・・・。
あーでもでも。
どうにかして康広くんの気持ちを確かめたいっ。

1時間目が終わって保健室を出ると康広くんの後ろ姿が見えた。
足早に距離を詰めるも、康広くんは体育用具室に消えていった。
あんなところに何の用事かしら?陽子は不思議に思った。
声を掛けようという衝動を抑え、とりあえず中の様子を窺うことにした。
中から真子先生の声が聞こえる。二人で何か話しているようだ。
どうやら手作りのお弁当を康広くんに渡しているようだ。
無理矢理渡されそうになって困っている様子。
「そうそのまま断っちゃいなよ。」陽子は心の中でつぶやいた。
陽子の願いは虚しく、真子先生の猛烈なアタックで昼休みに一緒に食べることになったようだ。
「抜け駆けされた!これはマズイ!」
陽子は保健室に戻り調合しておいた特性ドリンクを用意した。
「栄養ドリンクとか適当に理由を付けて、康広くんになんとかして飲ませないとね。」

真子先生が手作り弁当作ってくれたのは嬉しいけど誰かにバレたら恥ずかしいぞ。
っていうか昨日のあれはもしかして真子先生だったのかな。
だったらもう付き合っちゃいたいな。
康広はニヤニヤしながら昼休みを待っていた。
「康広くん聞いてますか?」
いつのまにか綾音先生に当てられていた。
あたふたする俺を教室中が注目して笑っている。
「あとで職員室に来なさい。」
「はい。」
「今度は聞こえたようですね。」
綾音先生の国語の授業はつまんない。
嫌われてるのか見張られてるのか何故かいつも当てられるんだよね。
30前のおばさんがあんなフリフリの服着てちょっと変わってんだよね。
あれだけ童顔で胸もぺったんこだと中学生料金でいけそうだよな、ははは。
でも今朝見えた乳首、結構どす黒くて飛び出てた。
以外と遊び人かも。

授業が終わり用具室に向かいたいのに,綾音先生について職員へ歩いた。
「あれ?康広くん丁度いいところにいるじゃないの。」
「は?はい?」
「昨日体調悪かったみたいだったから栄養ドリンク用意したのよ。」
「いっ、ぁ、陽子先生ありがとうございます。」
綾音先生に説教されるくらいなら陰子の保健室に逃げ込んだ方がましだよ。
「あらまあ、先にわたしの用事を済ませて貰わないとですね。」
綾音先生は俺の腕を掴んで引きずってでも職員室に連れていくつもりらしい。
「学習指導より健康管理の方が大事ですからね。」
陰子が保健室に引きずり込もうともう一方の腕に絡みついている。
胸のふわりとした感触が二の腕に伝わってきた。
綾音の黒乳首を思いだす。しこるにはいいけど、彼女があの乳首だったら嫌だな。
「ちょっとわたしの康広くんになにするのよ。放しなさいよ。」
陰子が何か言いながら力づくで保健室に引き込まれた。
「陽子先生助かったよ。」
「うふっ。良かったね。まずこれ飲んで。栄養ドリンクよ。」
「・・・」
何をされたかわからないけれど、ドリンクを受け取る前に意識が遠のいた。
さっきのあれか…。

保健室に引きずり込まれるとき、背中にチクりとした痛みを感じていた。
陰子のやつまた何かやりやがったな。
それにまたあのフレグランス。前よりハッキリと香っている。
化粧品の匂いはきついと感じる程漂ってきた。
一度失った意識は戻らないままなのに不思議と周囲の様子が伝わってくる。
あの時と同じだ。
ハアハアとした息づかいも女のものだとわかる。
鼻の天辺から唇、顎にかけてヌルヌルとしたものが擦りつけられているのもわかっている。
つまりそう・・・顔面に騎乗位で女が股間を擦りつけているに違いない。
このまま陰子の思うように操られてしまうのか?
肉棒が握られ亀頭に誰かの指の腹が当たっている。
何かがおかしい。
陰子の両手は俺の脇腹に当てられている。
それじゃあしごいているのは誰だ?
人差し指で尿道をくにゅくにゅ押し広げては根本までむんずと締めあげられる。

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