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Driver's High!
官能リレー小説 - スポーツ

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Driver's High! 7

だがハヤテは気にしない……これで数台は抜いた。
「四番目か……」
隊列を組みマシンはセーフティーカー先頭で周回するも雨は降る。強くはない……問題は後方のマシンだ、あれはマーシャルに文句を言ってくれと言いたい。やがてセーフティーカーがピットレーンに入ると各ドライバーアクセルを踏む、スタートラインまでは追い越しは出来ない。通過した瞬間にハヤテが乗るマシンのすぐ後ろから横に飛び出して並んだ。
「チッ、今回は譲るよ」
無理に勝負はしない、追い抜いて三番手を走るマシンに接近するも接触!
「ドアホォ!もう配送トラックドライバーでも転職しやがれ!!!!」
ハヤテの罵声が監督らにも聞こえた。日本語は分からないが語気で大体察した。

結果は四位であるが三番手のドライバーに違反が発覚し降着処分に……。
「タナボタっていうやつか?」
「監督、あちらは大丈夫ですか?」
「マーシャルの指示に従ったからな……ほら表彰台いってこい」
ロブとマックスと共に表彰台へ。
「ウノ、ナイスファイト」

「ツイてただけさ……こんなに荒れるとは思いもしなかった」
「はっはっ!祝勝会があるぜ!!!」
ロブが怪訝な顔になりハヤテは察した。
「……Ok、お任せするよ」
ハヤテは苦笑する。


「……日本人は小さいって言ってはいたが」
「食生活も医療体制もいいからな……」
高級ホテルの一室にてマックスはグリットガール人数分用意していた。ウノのモノを見てマックスもロブも分かる。淫水により変色したウノの一物は大きく彼女らも眼が見開く。
グリットガールスの女性らは腰が砕ける痴態を見せても喰いたいのだろう……。ウノも彼女らの表情を見て告げた。
「……キャットファイトは趣味じゃない、ペースはそちらに任せるが俺がノッたら覚悟はしてくれ」
彼女らも暗黙の了解でウノに寄り添うとウノはソフトに接する。グリットガールスも予想外の優しさに驚く……。
「ほう、女の扱いも巧いじゃないか?」
「女心は路面さ……生憎だがこの手の事は苦手でね」
あのサイズのモノを持って……二人は苦笑しつつもクンニに取り掛かる。数分もすればキングサイズのベットの上は男女の体液でずぶ濡れだ。



数日後、ウノは正式に契約を結ぶ事になる……次は鈴鹿サーキットでの開催なのでスポンサー側としてはウノを手放して使い物にならないドライバーを契約するのは大損だ。

数週間後、ロブとマックスは日本へ向かう旅客機内に……ウノも同行しているのは二人が夜の街でオーバーレフしない様にサポートしてほしいと言う“チームオーダー”である。
「(関西国際空港でジョー・オーゥエンが出迎えるって……まあ、いいか)」
ウノはそう思いつつも最近の鈴鹿の天候データを見ていた、地形上霧も生じ易くF1では死亡事故も起きている……完走させてマシン本体の損失を抑えないと今契約しているチームは今シーズン消える、最もあの不祥事の大きさ次第なら主催者が首を横に振る事もあり得る。全くレーサーとは常に先行きが危うい職業だ。


既に競技車両と機材一式は鈴鹿に搬入されている事は各チーム公式SNSや主催者側公式SNSで把握しているがウノが契約しているチームは前任のドライバーとメインスポンサーが起こした不正経理案件が遂に警察沙汰で親指を下げているマークの数字は天を見る、まあ一過性だ……世間って言うのはそんなもんだ。


「ウノぉ〜〜よかったじゃないかぁ。あっちも契約してもらって!!!」
「ジョー兄、今シーズン限り出し来年もシートあるか分からんよ」
関西国際空港入管エリアから出た途端に陽気な英国人がウノに目掛けて駆け寄るとひょいと持ち上げたのだ、ロブもマックスも唖然とする。
「おっ、二人とも久しぶりだな……」
頷くと言う。
「移動は自動車で大丈夫か?」

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