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水薔薇のような百合―男装水泳部
官能リレー小説 - スポーツ

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水薔薇のような百合―男装水泳部 4

あたしの男らしさはまだまだだけど、水泳には自信があるのでさっそくプールで泳ぐと、いくつか注意を受ける。
大会には出れないものの、マニアックな男装スイマーとしての心構えなどを教わる。
動きやフォームは直線的で、歩くときと同じでもっこりがあることを常に意識しなくてはならないそうだ。
「先生、チ○ポは誰に使うんですか?」
「ははっ、いいぞ。その単刀直入さ。男装がいるように、女装もいるんだ」
「すごいっす」
「そうか、アメリカはもっと進んでるんじゃないか?でも、表向きは研究やスポーツの形を取っている」
「まずブルセラ同好会とか」
「新体操部や茶道部」
「顧問の先生が美人だから釣られてってやつか?」
「先生みたいになりたいとか、最初は気に入られるためって流れらしいぜ。連中は男と女を切り替えてるんだ」
先生と三人があたし達とは別のアングラな勢力について教えてくれた。学校も男装を黙認してるんだから、女装との関係は同性愛でないので一挙両得かもしれない。
水泳部の練習の中にはあたしと幼馴染だったツバサの姿もあった。
ツバサも豊満なバスト以外は水泳選手らしくムキムキな体つきで、
そして競パンをもっこりさせていた。
練習の休憩中、あたしとツバサは久々に話し合った。
「…ごめん、オレお前のこと女だって気が付かなくて」
「無理もないさ。あの時のオレ、髪も短くて、胸も発達してなくて、
男に交じって遊ぶの好きだったし」
「オレ、アメリカに行ってて、そこで水泳始めたのかな。でも、周りの
みんながどんどんバストが発達して、周りから男みたいっていわれちゃって」
あたしは水泳を始めて、バストが発達しない割に筋肉が発達していたことを思い出した。
「オレ、お前がアメリカに行って1年たったら、急におっぱいがデカくなって、気が付いたら
男の子の服着れないし、周りから男の子と遊んじゃダメだって言われて」
「周りの男たちも急にオレのこと女だって見だして、それまで気にしなかった男の目を気にするようになったんだ。」
「オレ、女だけど男みたいに遊んだりできるところに行きたかったのかもしれない」
ツバサはそう語りだした。
 あたしは思った。やはり、女らしくとか男らしくとか、やはりそうしなきゃいけないことはある。
女性にしかできないこととか、男をたてるとかそういうことはある。
 でも、男みたいに遊ぶとか、そこまで制限されるのはいいとは思わなかった。
 ツバサもツバサなりに悩んできたのだろう。
 それまでは悪友のように遊んでいた友達も、異性を意識した途端に遊べなくなる。だが、
いまの水泳部の仲間はあたしを含めて全員同性、しかも男子用の水着を着ている。
 「休憩時間終わるから、また泳ごうか。」
男装スイマーとして水泳の練習を終えると、あたしとツバサはシャワーを浴びていた。
「わあ、ツバサのチ○ポ、さわってると気持ちいいね」
「作り物だけど、感じ方まで似てるよ」
ツバサとお互いの者をパンツ越しに触ってみる。
本当はもう少し長い間触っていたかったのだが…

「ナツキ、そういえば明日はテーブルマナーの講習があったな」
「ああ。アメリカの高校でもちょっとは習ったけど」
「なんでもうちは本格的で、王子様とか執事とかそういう講座もあるんだ」
「そうなんだ」
「そうだ、ナツキ。タキシードは初めてか?後でオレが教えてやる」
ツバサはそういうとパンツを脱いでチ○ポを外し、一時的に洗う。
やはりこういうものはずっとつけておくといろいろと弊害があるらしい。
このあと二人とも下着は黒系のボクサーブリーフに履き替え、着てきたブレザータイプの制服に着替えた。

「案外堅苦しかったな」
「体を動かすって言っても、スポーツとは違うから」
講習といってもまだ一年だし、基礎だけだからあたしは物足りなさがあった。
「ところで、水泳部にはマネージャーもいるのか?やっぱり、裏方から男装が入り込んでいったとか」
「逆だな。住み分けで、マネージャーは女装なんだ」
ツバサに気になっていたことを尋ねると、思わぬ答えが帰ってくる。


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