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全裸競技会
官能リレー小説 - スポーツ

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全裸競技会 5


すると沙希と猛の空腹を知らせる音が鳴り響いて、
「あっ。」
「あ、あれだけ動いたならしょうがないよ。」

沙希は猛とひとまず服を着て施設の中にある食堂へ向かい、
「どれも栄養は勿論、味も良いから好きなのを頼めば良いよ。」
「は、はい。」

沙希と猛は食券を買い、セルフサービスで料理を受け取ると、同じテーブルに向かい合って座った。
2人は共に食事を摂りながら話をする。
「ねえ、恵さんだけど、エステで永久脱毛してるって…さっき言ってたわよね」
「うん!…さっき、用があるっていうのも…実はエステサロンに通ってんだ」
「へえぇぇ!」
そういえば、恵の肌は艶やかで綺麗だったなと沙希は思った。
「私もエステ通いしようかな」

沙希と猛が食べ終えた頃、1人の若い女性が食堂に入って来て、猛の背後に位置するテーブルの席に座った。
「あの人、新体操の浜本恵理香さんじゃない!」
沙希は声を潜めて猛に話した。
全裸競技会には新体操も含まれており、普段はレオタードを着て演技をする選手が全裸で13メートル四方のマットの上で舞うのである。

現在、恵理香は大学1年生。小学生の時から新体操をやっており、インターハイで優勝するなど、様々な大会に出て活躍していた。大学生になったこの年、恵理香は初めて全裸競技会に参加したのだった。

軽い食事を済ませ、恵理香は椅子から立ち上がった。この時、恵理香はジャージ姿だった。
「あのう…新体操の浜本恵理香さんですよね?」
猛は椅子から立ち上がり、恵理香に声を掛けた。
「ええ!そうだけど。…貴方は?」
「僕、浜本さんの大ファンなんです」
猛は小学生の頃から、レオタードをまとって華麗な演技を披露する恵理香に魅かれていた。
「私も…同じ女として…浜本さんに憧れてました」
沙希も立ち上がり、恵理香に向かって言った。

「あなた達も全裸競技会に挑戦しているの?」
「「はい」」
恵理香に尋ねられ、2人は同時に返事した。

恵理香「私、これから全裸新体操の練習なんだけど、よかったら見学してみない?」
沙希「いいんですか?」
恵理香「ええ。…ただし、2人共、練習場では全裸で見学してもらうわよ」
猛「はい!わかりました」
猛と沙希は恵理香と共に全裸新体操の練習場へ向かった。

練習場に入ってみると、既に数人の女子が全裸でトレーニングをしていた。いずれの女子も日本の新体操界を代表するプレイヤーである。

恵理香は早速、着ているジャージを脱ぎ始めた。
「さあ、あなた達も早く脱いで」
恵理香に促され、猛と沙希も服を脱ぎ始め、3人ともたちまち全裸になった。脱いだ服や下着は壁際に置かれた。

猛と沙希は、この場にいる女子選手たちの裸体に思わず見取れてしまう。恵理香を含め、彼女たちはみんな抜群のプロポーションをしており、また、首から下に体毛が全くなく、全身が艶やかな白磁の肌をしていた。
「みんな…とっても奇麗!…」
沙希はうっとりとなり、恵理香たちの美しい全裸体を見つめる。

 猛は、レオタードを着た通常の新体操をこれまでにテレビで何回か見たことがあった。180度を越えるような開脚が、すごく印象的だった。
 全裸競技会の場にはずいぶん慣れたつもりの猛だったが、その開脚から連想されることに、股間は隠したほうがいいかもしれない状況になっていた。
 「あの、浜本さん」
 「恵理香でいいよ」
 「では、恵理香さん、あの…なんていうか、新体操だと、あの、脚を、開くこと、ありますよね…」

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