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全裸競技会
官能リレー小説 - スポーツ

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全裸競技会 26


フィギュア3位は現役の通常競技日本代表ソリスト巽志保子(25歳)。トレーニングの一環として全裸競技会に出場している。ソロで金メダルを獲った世界選手権が終わり帰国してから1週間もたたないうちに練習を再開し全裸競技会に臨んだ。まだ疲れがとれていないからか、フィギュアの演技はやや精彩を欠いたものになり3位で終えている。
世界選手権が屋外プールで行われたため少し日焼けした肌の志保子。あかねよりやや小さい身長170pでEカップ。均整の取れたスタイルは見栄えする。そして股下88pという脚の長さが際立つ。長い黒髪のポニーテールでプールサイドに姿を見せ、世界選手権でやった演目を泳ぐ。表情の豊かさ、身体の柔軟さを全裸でも惜しげもなく見せる。笑顔でプールサイドに戻った志保子はフリーで点数を大きく伸ばし、あかねを抜いて暫定首位に立った。
いよいよ由香の順番が来る。志保子が高得点を出すことはわかってはいたが思った以上の点数だったので少し緊張してきたようだ。しかし演技を始めるポイントへ向かう由香は堂々としている。フィギュアの時は髪を1つに束ねていたが敢えておろしたまま。白い肌にサーモンピンクのバストトップ、剃り跡が全く見えない股間。自信を持っている裸体がいつも以上に堂々と輝いて見える。最近由香の裸体に反応していない猛の股間が珍しく反応した。開始の笛が吹かれると優雅でかつ力強い地上動作を見せプールへ飛び込む。プールに入れば新体操仕込みの柔軟性をいかんなく発揮した演技を見せる。女性器を恥ずかしげもなく水面上に露にする。終わりが近づいても疲れることなく技の精度を落とすことなく演技を続け、ついにフリールーティーンを泳ぎ切った。由香は安どの表情を浮かべながらプールサイドに戻る。猛の股間は演技中勃起し続けたが落ち着きを取り戻した。志保子を逆転することはできなかったが2位で決勝に進むことが決まった。
いよいよ最後の演技者、フィギュア1位の千尋がプールサイドに現れた。透き通るような色白の肌に一つに縛ったきれいな黒髪が見栄えする。全裸を生かしたセクシーな腰つきで地上動作を始めプールへ飛び込む。猛の股間は地上動作でもう硬くなっている。プールでもセクシーさを前面に出した技を繰り出す。水面上にバストを浮かべたり高いジャンプで剃り跡のない股間を見せつけるように開脚したりして自分の武器である裸を見せつける。点数は全体のトップで予選を通過した。由香は千尋に抜かれて3位になった。
「鈴木!」
「見に来たんだ」
由香は少し驚いたが猛の顔を見て安どの表情を見せる。
「すごいね。アーティスティックスイミング始めてそんなに経ってないのに3位なんて」
「新体操でやっていたことがいろいろ生きているからかな」
裸の由香は堂々としている。
「あしたからの決勝も頑張れよ」
猛は声をかけて会場を離れる。

猛と別れた由香はクールダウン用のサブプールに移動する。そこで思わぬ声を掛けられる。
「鈴木さん!」
由香が声する方向を振り向くと中村あかねがいた。
「フリーの演技よかったわね。今度の総合競技会で初めてやるデュエット、私と組まない?」
大ベテランからの突然の申し出に由香は戸惑う。しかし、アーティスティックスイミングで手ごたえを感じている由香はもっとやりたいと思うきもちがめばえていた。
「はい! でも、どうして私と?」
意欲はあるがまだ戸惑いがなくならない。2年後にある次の総合競技会のアーティスティックスイミングで2人によるデュエット競技が新たに導入されることは由香も知っているが自分には関係ないと思っていたからだ。何せ候補には巽志保子と古沢恵(25歳)の通常競技日本代表ペアがいるし、森川千尋も練習パートナーの秋元真帆(21歳)と組んで代表を目指す動きがある。そういう状況で由香は自分がデュエットの代表を目指せるとは思っていなかった。なのに、かつての通常競技代表であるあかねから声をかけられる。
「身体能力が高く、表現力を伸ばしているあなたとデュエットを組めば、私が通常競技の世界大会でさくらと組んだデュエットと同じレベルの演技ができると思ったの。2年あれば間違いなくできるはずだから」
さくらとは通常競技の日本代表としてあかねとデュエットを組んだ森川さくら、現在あかねと同じ40歳で千尋の叔母だ。
「そうだったら、頑張ります! お世話になります」
由香は笑顔で受けた。

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