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全裸競技会
官能リレー小説 - スポーツ

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全裸競技会 25

1日目は審判団の前に泳ぎ進み指定された技を1つずつ披露するのを4回繰り返すだけだったので、由香は緊張する暇もなく泳ぎ終えたという感覚しかなかった。しかし2日目は競技会で初めてアーティスティックスイミングらしいことをするので少し緊張しているようだ。

全裸アーティスティックスイミング競技に参加するのは30人。フィギュア(1日目)とフリールーティン(2日目)の得点合計上位12人が3日目のテクニカルルーティンに進む。1日目のトップは総合競技会での連覇を目指す20歳の森川千尋(もりかわ・ちひろ)。差がない2位で由香が続く。
千尋は身長170pで手足の長さを生かした大きな演技が持ち味。全裸競技のアーティスティックスイミングでは重要視されるバストは大きさと形のバランスがトップクラスと称されている(Eカップで丸みがあり、乳首は小さくて薄いピンク色)。全裸競技では国内で敵なしと言われ、並行して取り組む通常競技でも日本選手権の表彰台に上がり、デュエットとチームの日本代表に選ばれた経験もある。そんな千尋はフィギュアで指定された4つの技すべてで最高点を獲得し、そのうち2つは満点の評価になった。

予選2日目のフリールーティンは1日目の順位が下の選手から演技をする。
最初に泳ぐのはフィギュアで最下位だった15歳の山本ちあき。小柄で線が細く、胸のふくらみも小さい。緊張のせいか、プールサイドでの演技から硬さが目立ちプールに入ってからの動きもぎこちない。泳ぎ終わってやっと安堵の笑顔が浮かぶ。しかし、点数的には挽回が難しい低さだった。その上、身長160p未満、バストDカップ未満だと減点されるルールがあるため、158pでBカップのちあきは0.5ずつの減点を受けてしまった。

2人目は43歳の松岡奈美。ちあきと打って変わってベテランの登場だ。アーティスティックスイミングの場合、一度通常競技で引退した後に全裸競技で復帰する選手が多いため奈美のような40代の選手も珍しくない。奈美も全裸競技に参加するため20年ぶりに競技復帰している。20年前よりかはふっくらしているが肌もバスト、ヒップも張りがある。165pという体格もEカップのバストも堂々としている。ブランクがあるものの思い切りよく泳げている。フィギュアよりも点数を伸ばして笑顔もあふれた。
「きれいな体だと年齢は関係ないのかな」
プログラムを見ながら猛はつぶやく。実は奈美のEカップに反応したのか陰茎が勃起している。順番が進み、猛の陰茎は何度か勃起と弛緩を繰り返していた。

いよいよフィギュアで上位になった選手の演技だ。
フィギュア4位で進出したのは中村あかね。デュエットでオリンピック銀メダル、世界選手権銅メダル、ソロで世界選手権銀メダルを経験した通常競技のかつてのエースで、40歳になって全裸競技の選手として10年ぶりに現役復帰を果たした。猛はプールサイドを歩くあかねを見て興奮を覚えた。水着に隠された肉体がこんなにも研ぎすまされたものたったとは…。
通常競技から10年離れてはいたもののマスターズ競技やイベントで泳いでいたので、あかねの体形は現役の時とほとんど変わっていない。身長173pの長身にGカップのバスト、なめらかな曲線を描くくびれ、上向きで形のいいヒップ、そして陰毛の生え際や剃り跡さえ見えない股間…。全裸競技にはこの上なくうってつけな身体だ。全裸アーティスティックスイミングではノーズクリップ(鼻栓)の着用は認められてもメイクや髪飾りは使えない。それを逆手に取りあかねは髪を現役時代より20p短くしてショートヘアにした。地上動作から激しく動きプールへ飛び込む。長い手足を力強く動かし、女性器も水上に惜しげもなくみせる。バストもヒップもきれいに見える。疲れる様子一つもなく泳ぎ切ると笑顔を見せながらプールサイドへ上がる。点数はこの後の3人にプレッシャーをかけるのに十分なものになった。

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