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全裸競技会
官能リレー小説 - スポーツ

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全裸競技会 24

猛はプールに潜りはしなかったが拓の股間に目をやった。まだビンビンという状態だった。
「だから勝てないのかな。拓さん、やっぱり強いや」
猛はこう思いながらプールからあがる。クールダウン用のサブプールに行くと沙希がいた。
「猛さんも自己ベストですね!」
笑顔で猛を迎える。
「ありがとう」
猛は沙希をギュッと抱きしめた。そうすると沙希も何も言わずギュッと猛の身体を自分に引き寄せる。由紀から言われた通りに優しさを伝えようとした。それに沙希も目いっぱい応えていた。

「猛くん、頑張ってるわね」
猛と沙希の傍に1人の全裸の女子が近付いて来て、声を掛けた。
「和歩さん!」
猛の姉、恵の親友で、女子レスリング選手の島村和歩(しまむら かずほ)だ。和歩は全裸レスリングに参加していた。

和歩は沙希の顔を見つめて、
「その子が沙希ちゃんね。恵から聞いているわ」

レスリングのトップ選手として和歩のことを知っているが直接の面識がない沙希。自分のことを知っていることに驚いている。
「初めまして…岡崎沙希です」
「いい身体してるわね」
和歩は沙希のバストと腹筋を指でつつく。沙希は一瞬ハッとしたが笑みを浮かべた。
「頑張ってね!」
「はい!」
沙希は笑顔で力強く答える。
「猛くんもね!」
和歩はまた関係者席に戻っていく。

猛と紗希は2日目の出番を終えた。紗希はまっすぐ宿舎に戻ったが、猛はアーティスティックスイミングの会場に向かった。全裸競技のアーティスティックスイミングは1人によるソロだけが行われ、予選は自由演技のフリールーティーンと規定演技のフィギュアの合計得点で順位を決める。2日目はフリールーティーンが行われていた。
猛は初めて由香の演技を見る。由香は新体操のトレーニングも続けていたが、アーティスティックスイミングのトレーニングでかなり泳ぎこんだこともあってバストが硬く大きく上向きになり、ヒップからふくらはぎのラインにメリハリがついている。猛には宿舎の部屋で見るよりも由香の裸に磨きがかかっているように見えた。そしていつの間にか陰茎が勃起していた。
初めてアーティスティックスイミングの競技会に挑戦する由香だが緊張しているようには見えない。新体操で鍛えた体のばねを生かした演技で1日目のフィギュアを2位で終えていた。通常競技で実績を残している選手を押しのけてこの順位に食い込んだので会場はざわついている。

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