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全裸競技会
官能リレー小説 - スポーツ

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全裸競技会 19

 そして、平泳ぎに入る。秋穂は目に見えてスピードを上げてトップに躍り出る。その姿を視界に入れながら友理奈は懸命についていく。その後に由紀。まだ、身長以上の差がついていない。4番手の千尋はやや後ろになってきた。
「あぁーん」
息継ぎするたびに由紀が小さな喘ぎ声をあげる。脚を開き股間にある性感帯に水が当たると声を上げる。弟の拓が勃起した陰茎に水を当ててリズムをとるのと同じように、喘ぎ声でリズムをとっている。よく耳を凝らさないと聞こえない小さい声なので泳いでいる選手には聞こえないはず、だった。しかし、友理奈には耳なじみではないからかこの声が耳に入ってくる。由紀の息が荒くなりスタミナが落ちてきていると思った友理奈はピッチを上げる。50mのターンでは秋穂と同タイムのトップになっていた。由紀はまだ離されていない。千尋は3人からかなり離れてきたので優勝争いは秋穂、友理奈、由紀に絞られた。ターンした後でも3人のペースは落ちない。25mのラインを過ぎると友理奈がじわりと前に出た。貧乳ゆえ息継ぎで上体をそらすときに胸の重みを感じないので楽にペースを上げられるようだ。ただ、由紀と秋穂はまだついていく。3人差がなくターンする。
最後は自由形。友理奈がほんのわずかに前に出る。しかし由紀と秋穂は離されずついていく。水面下では由紀のGカップが揺れ、友理奈と秋穂の美脚が鞭のようにしなる。50mのターンで由紀と友理奈が並んだ。秋穂は平泳ぎでの急激なペースアップがたたったか、徐々に離される。いよいよ勝負は世界的な巨乳スイマーと貧乳高校生のマッチレースに持ち込まれた。由紀としては女子全裸水泳のエースとしての意地がある。水中のGカップがいつも以上に揺れる。全裸水泳初挑戦の友理奈は通常の競泳のように早くにリードを奪えない展開に戸惑いながらもあきらめずに美脚を水面に打つ。プールの中央に差し掛かったところで由紀がわずかに前に出るが残り15mでまた友理奈が並ぶ。互い譲らず、最後にほぼ同時にタッチした。0秒01差で由紀が1着、友理奈が2着と判定された。
決勝を泳いだ8人は次々とプールから上がるが、由紀は笑みを浮かべながら仰向けになる。乳首もバストも硬く膨張している。友理奈は悔しそうな表情を浮かべながら足早に引き上げる。
 猛は由紀の、特に胸を見ていた。猛はこれまで、水泳、特に全裸水泳には女子の大きい胸は不利だろう、と思っていた認識は浅い考えだったのだ、とちょっと反省した。
 そして、拓の敢えて少し勃起するような動き。これも、これまで勃起を抑えることだけを考えてきた猛は考えを改めされられることだった。
 猛は由紀を見ていて思わず少しだけだが勃起していた。
猛の勃起が目に入った沙希は、自分でない女性に勃起する様子を見るのはしばらくなかったからクスッと笑った。
その後に行われた男子400m個人メドレー決勝では、由紀に股間を固くしてもらった甲斐があってか、拓が優勝した。

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