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おっぱいのついた絶倫王子ハーレム
官能リレー小説 - ハーレム

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おっぱいのついた絶倫王子ハーレム 1

太田誠二は困惑していた
「部長、経理課に渡すやつと間違えてませんか?」
手に持っているお見合い写真を見下ろし渡してきた上司の顔を見つめる
「太田、お前の言う事は分かるが写真に写っているのは全員女性だ」
太田は眉間にしわを寄せながらまたも苦言を漏らす
「そもそも、なんでお見合い写真に複数人写っているんですか?しかも全員ホストみたいな格好しているし、ついでに自分を名指しする意味もわからないんですが」
太田は自分でも言うくらい女性に好意を持たれる見た目ではないと自覚している
四十手前でかなりの肥満体型で清潔感も皆無だ」
意外と筋肉質で新陳代謝も高いのだが太りやすく痩せ難いために意味はなかった
体質的に漢臭いのか毛深く体臭が強く圧力がすごい上に絶倫だ
欲求に素直なためよく食べよく飲みよく買いよく打ちよく吸うし女性に対し妙に距離が近い
顔だって巌のようなソース顔で眉も髭も濃くて唇も厚いし大雑把で面倒臭がりなので髪型も適当なザンバラ髪
安っぽいスーツにシワだらけのYシャツでピチピチのズボンは正直ダサいと分かっていた
中高と男子校で高卒でたまたま今の会社に拾われたため女性の扱いなど分かるはずもなかった
「ドッキリならやめて下さいよ?面白い反応なんて出来ませんからね」
「まあ落ち着け……大きい声で言えないんだがな?お相手は多少男勝りでいわゆる多淫症でな、半端な男じゃ腰が引けて逃げられちまうのよ」
部長曰く……
先方は学生の頃から頼りがいのあるリーダー気質で女性からは好意を向けられ男性からは憧れられる存在だったそうだ
そうして社会に出ても活躍を続け上の方からお見合いを薦められて相手との相性も良さげだったとか
活躍してる相手に会わせる以上その相手も相応に優秀だったのだろうが英雄色を好むというか女性側からカラダの相性も確かめようと誘ったらしい
そうして大人の関係にすすんだまではいいが男性側がすっかりと搾り取られてしまい見合いは破談
ある程度自分に自信がないと話しただけでも気が引けてしまうため相手を選ばないといけないというわけだ
「で、どういうわけかそんなお嬢さんが複数いるらしくてな?個別で探すも見つからないから纏めて相手してもらうしかないとか迷走してるんだそうだ」
部長自身何故そんな話に巻き込まれてるのか理解できずにいるみたいで重いため息をついている
「そんなわけで能力は置いとくとして、まずは相手を出来る男を探そうってなっててな?太田、お前さんならどうにかしちまいそうだから話を持ってきたってわけだ」
「ちなみに相手のお嬢さん方、大手企業の御令嬢でもあってな。上手くいけばうちとの取引もしてくれるっていうんで社長がお前を指名したらしいぞ」
社長直々の指名かぁ…俺の個人的感情で断る訳にもいかないよな
観念し、スーツやら身だしなみを準備しているとあっという間に見合い当日になった
 
会社近くの駅前で待っていると見慣れた部長と枯れ木みたいな社長がやって来る
そのまま3人で先方の用意したハイヤーに乗り込むと地方の大都市に店を構える料亭へと連れて来られた
まさに上品といった感じの女将さんに案内されて奥まった座敷に向かうといかにも出来る雰囲気を漂わせた壮年の男性が笑顔でこちらに座布団をすすめてくる
「いやあ!遠くまでわざわざすまないねぇ!うんうん。まさに漢らしいね!いいと思うよ!」
「いえいえ、わざわざお車まで手配していただきまして申しわけない……弊社の社員がお役に立てるのなら幸いですぞ……」
いかにもエネルギーに満ち溢れてる相手と比べうちの社長は燃えつきそうだ
そのまま軽い自己紹介と世間話を済ませるといよいよ本題へと踏み込んだ 
「まあ話は聞いてくれてるだろう?よかったらウチのじゃじゃ馬たちの相手、試しにお願い出来ないかな?」
「あぁはい、自分で宜しければ。ぜひお話させて下さい」

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