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異世界でハーレム生活希望します
官能リレー小説 - ハーレム

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異世界でハーレム生活希望します 50

サキュバスのクリスが発情したり、魔力を搾取するとき、相手を逃げられないようにするための、魔法の甘い息を吐く。それをクリスティーナに、魔法防御の術で返されたので、クリスは急に眠くなって眠りこんでしまったのではないか。
カロリーナの説明を聞いてリゼットは納得したらしい。
俺にはまったくその説明ではわからないんだが。
たしかに甘い匂いには俺も気がついたが、三人とも眠りこんでしまったりしなかった。
「そうだ、クリスティーナにも、私がかわいい服を選んでやろう」
カロリーナが言ってベッドのクリスの頭を撫でた。
クリスが俺とリゼットの服を見くらべた。
「先生、あたしもリリアみたいなのがいい!」
「わかった。着替えたら、ちゃんと勉強の続きをするなら、御主人様のとおそろいの服を用意しよう」
「うん、あたし、がんばる!」
カロリーナが俺に小声で「リゼットの魔力の補充も頼む」と囁きウインクすると、寝室からクリスを連れて出て行った。
寝室に俺とリゼットが残された。
俺がリゼットに近づくと、リゼットがふらついて俺に体をささえられた。
「解毒の魔法に魔力を使いすぎたみたいです。でも、まだ大丈夫ですから」
「うそつけ、無理するなよ」
リゼットの手が冷たくなっている。
「少し休めば平気ですから」
「魔力は寝ても回復しないんだろ」
俺は言ベッドにリゼットを、お姫様だっこして運ぶとベッドにそっとおろした。
「あの甘い匂いって、そんなに強い毒だったのか?」
「長く嗅いでいたら危険だと思います。効果はよくわかりませんでしたが」
俺とクリスティーナが書斎にいるあいだ、リゼットは自分に解毒の魔法をかけ続けていたらしい。眠っているクリスは魔法を発動してはいなかった。
「ひとりで無理をして、隠そうとしてもカロリーナさんにはバレてたみたいだぞ。俺にさっきリゼットの魔力の補充を頼むって言ってた。あと手もすごく冷たくなってるし」
「でも、ご主人様だって、クリスちゃんを覇王の花嫁にしたり、お師匠様に魔力の補充したりして……んっ」
俺はリゼットにキスをした。
「でも、じゃない。リゼットがいなくなったら、俺は悲しい。覇王としてリゼットに命令する。服を全部脱いで裸になれ」
クリスが憑依したクリスティーナにフェラチオするように命令したのと同じように、俺はリゼットに裸になるように命令した。
優しいリゼットは俺に無理をさせないように、自分がひたすら我慢すればいいと思っている。人に優しいのはリゼットいいところだけど、苦労を自分ひとりで抱えこもうとするのは悪いところだと思う。

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