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異世界でハーレム生活希望します
官能リレー小説 - ハーレム

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異世界でハーレム生活希望します 30

「リゼットはカロリーナさんと結婚……契約したかった?」
「ご主人様に隠してもしょうがないので話します。そうしたいとお願いしたことがあります。でも、お師匠様は私たちの御主人様が現れるから、そのときは一緒に覇王の花嫁になろう、って」
ううっ、そんなに一途にカロリーナが待ちこがれていた世界の変革者の覇王が、この俺なんかでいいのだろうか?
「たしかにご主人様と契約がむすべない人とでも、ご主人様は交わることができます。覇王の花嫁としてむかえることもできるでしょう。でも、おかしくなってしまった人をもとに戻す方法は、お師匠様でも知らないそうです。それでも、わたしたち以外の人となさりたいとおっしゃるのですか?」
リゼット、俺をそんな思いつめたような悲しそうな目で見ないで。俺とやることしか考えられない淫乱なおもちゃにして女性を弄ぶつもりはないから。
「リゼット」
「ご主人様……んっ……ふぅ……ちゅっ……んくっ……ちゅっ……くちゅっ……んんっ……れろっ……んんんっ……ふっ……ぷはっ……はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」
抱きあって長いキスをする。目を閉じてキスを受け入れていたリゼットが、唇が離れると、とろんと酔ったような表情になった。
ディープキスでごまかしたわけじゃないぞ。
キスのあと、リゼットと手をつないだまま寝そべって、少し気分が落ちついてから俺は言った。
「死んでみてわかったんだ。やりたくないことは、絶対やらないで生きるって決めたんだ。俺はやりたいことをして生きる」
「ご主人様、今、やりたいことは、わたしにキスをすることですか?」
「そうだよ。人をおかしくなんてしたくないんだ」
リゼットが笑顔でうなずいた。
そして、リゼットのほうから俺に抱きついてきた。
「ご主人様はとても優しいですね。わたし、そんなご主人様が、大好きです」
そう言ってから、俺の頬にちゅっとキスをして、密着したまま、もじもじとしている。かわいいぞ、リゼット。
かわいいのでむらむらとして、俺のぺニスが勃起する。
俺がリゼットの頬を撫で、唇にふれる。リゼットが目を閉じて、俺がキスしてくるのを待っている。
俺はキスするとき、いきなりだとリゼットがびっくりしたり、発情しているとびくっとなってしまうので、軽く頬に手をふれたあと、親指でリゼットの唇を撫でることにしていた。ベッドで寝そべってない、二人で立っているときなら、小さなあごのあたりを軽くつまんで顔を上げさせる。
映画のキスシーンみたいで、俺にはちょっと似合わない、わざとらしいキザな感じもするけど。
リゼットは俺がキスしてくるときの癖か合図だと思ったのか、そうすると目を閉じてキスを待つようになった。

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