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牝の惑星
官能リレー小説 - ハーレム

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牝の惑星 20

「私もお供いたしま…」
「リリーラ様は執務がございますから。」
ラーナに引き留められたリリーラが残念そうに見送る。
「また後でなリリーラ。」

城内を進むシンヤ
後ろには護衛兵長ネスカが影のように付き従う。
すれ違う兵士やメイドたちは誰もがシンヤに眼を奪われ
潤んだ眼で熱っぽい視線を送るが
後ろのネスカに気がつくと慌てて仕事に戻っていく。
女王リリーラに抱いていた忠誠心以上のものをシンヤに捧げるその姿は
まさにシンヤの剣といったところか。
俺はひとまずネスカと共に育児部屋に行く事にした。
ここで初部屋と育児部屋の説明をする。
初部屋は俺の子を孕んだ女達が出産する施設で育児部屋は生まれた俺の子供達が暮らす施設である。
まだ子供は生まれるのは3ヶ月後の為、まだ、開発中だが殆ど完成したらしく、今日俺は視察に向かう事にした。


「シンヤ様、お久しぶりです。」
「おお、シャリー久しぶりだな。
相変わらずの歓迎嬉しいぜ。」
初部屋の施設に俺が来るなり、20代の金髪美女が俺に抱き付いて来た。
彼女は俺がこの星に来た時、初めて出会ったシャリーだ。

シャリーは元々は王都の隣村で暮らす女性だったのだがシンヤを発見して介護した功績を認められて王宮に召し上げられた。
一般の女性としては掃除好き、料理好き、世話焼き好きの正に良妻賢母といったシャリーなのだが如何せんこの王城ではメイド、料理長たちにその腕がかなうわけは無く現在はこの王城で働くものたちの娘の保母をやっている。
能力が高いものであればあるほどこの国では子を成しにくかったのもあるのだろうがこの国には保母という概念が無かった。
子を成したら護衛兵長だろうがメイド長だろうが野に降りて子供を育てるという決まりだった。
それをシンヤは子供を他人に預けて自分は仕事を行うというシステムというを作った。

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