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悪戯×悪戯
官能リレー小説 - ハーレム

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悪戯×悪戯 1

平成11年3月24日
俺達は〇×中学の卒業式を迎えた。
俺の名前は佐渡仁《さわたりじん》。中学三年間はそれなりに楽しめたと思う。余り目立た無い様に静かに過ごして来た。
クラスのやつには暗いイメージを持たれているだろうが、俺には関係無い。
自分をさらけ出す事で軽蔑されるよりは、ましだと思ったからだ。
かと言って人にどう思われようが、そんな事はどうだっていいのだが・・・。
だが、これからはせっかくの高校生活を送るのだ。
出来れば、可愛い女の子を彼女にしたいとか、そんな欲望はある。
そんなことを考えて歩いている時だった。
「そこの坊や、ちょっと占いをしていかんかね」
街角で占い師のばあさんに声を掛けられる。
「まあ、暇つぶしに見てもらうか。」
俺はイスに座った。
「いま、お前さん、かわいい女の子を彼女にしたいって考えていなかったかね?」

「えっ、どうしてそんな事を知っているの?」
「お前さんの顔を見ただけでわかるよ。」
「お前さんが、高校生になったらかわいい女子が自分からよってくると、私の占いで出てるね。」
「えー、本当に?」
「信じられないと思うが、高校生になったらすぐにそうなるね。」
俺はそんな事はないだろうと思いながら、家に帰った。

そしてついに、高校の入学式の日を迎えた。

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