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淫蕩王伝―再誕―
官能リレー小説 - ハーレム

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淫蕩王伝―再誕― 55

リンドバーグを出て2日目。
3人はロディ村に来ていた。
「農村って感じが、あまりしないね。なんというか・・・冒険者が闊歩してる。」
豊が言うと、エリカが解説した。
「そうよ。ここは農業もしてるけど、主な産業は冒険者を当て込んだ宿屋とかアイテム屋よ。パッシェンデール遺跡探索の拠点ね。」
「ユタカさん、冒険者ギルドもありますよ。」
ギルドの看板を見つけたセーラが言った。
「一応、ハイマン王国各地の依頼が出されるけど、中にはパッシェンデールで出没するモンスターから採れるアイテムを希望する依頼なんてのもあるからね。入ってみるのもいいと思うわ。」
と言うわけで、3人は冒険者ギルドの建物に入った。
ここのギルドも中は冒険者が多数いた。依頼を探す者、報酬を受け取ろうとする者などで賑やかだ。
「思うんだけど、僕たちが依頼を出すことってできないのかな?」
豊が言った。
「何の依頼ですか?」
セーラが不思議がる。
「ほら、前にギルドでパーティーの欠員募集の依頼もあったじゃないか。僕等もそれが出来ないかなと思ってね。」
豊が言うが、エリカが。
「それは難しいわね。依頼を出すだけなら簡単だけど、ある程度名の売れたパーティーでないとなかなか誰も募集に応じてくれないわ。」
「そうですね・・・・。」
豊は落ち込んだ。
「とにかく、依頼を見てみましょう。」
話題を変えようと、セーラは努めて明るい声で言った。
「そうね。そうしましょう。」
「そうだね。」
依頼が張り出されている壁の前へ来てみる。
アイテム回収依頼とか、学者が出した調査協力依頼もあったし、中には行方不明のパーティーを捜索してほしいという、親族からの依頼もあった。
(切実な依頼ですね・・・・神のご加護がありますように。)
セーラは心の中で祈る。
「おっ、エリカ!エリカじゃない!!」
3人の横から、いきなり声がかけられた。
見てみるとそれは、若い女戦士だった。背中に斧を背負っている。
ずいぶん背が高い。身長180cm以上あると豊は思った。。
それに非常に胸も大きく、水着のように露出度の高い鎧を着ている。ビキニアーマーだ。
しかもかなりの巨乳な上に無駄な肉の無い身体は非常にスタイルが良かった。
ヒップも豊かで、実にそそるスタイルだ。
その上、大人びた格好いい容姿の美人だ。
現に周囲の男性のエロい視線を集めている。
「まあ!レイラ!久しぶり!!!」
豊がおずおずと尋ねる。
「エリカさん、知り合いの方ですか?」
「幼馴染なのよ。きっぷが良くて頼りになる娘よ。」
(実は私の初めての娘でもあるんだけどね。)
(すごいセクシーな人・・・・ユタカさんばかりか、男の人がみんな眼をひかれてる・・・・)
ちょっと心配なセーラだった。
「ずいぶん可愛い子たちを連れてるね。どうしたのさ?」
レイラと呼ばれた女戦士は、豊とセーラを交互に見て尋ねてきた。
「実は、私も冒険者になったのよ。どっちかというと、彼に私がついていってるって感じかな?」
「へぇ・・・・?」
レイラは豊に近づくと、じろじろと見てきた。
「男の子にしちゃずいぶんと綺麗ね。エリカ、宗旨替え?」
「宗旨替えって、私はもともと両刀よ?」
平然とエリカは答える。
それを聞いて豊は思った。
(バイだってこと、隠さない・・・ひょっとしてこの2人って?)
「ははは、そうだったね。私はレイラ。見ての通り女戦士さ。あんたたちの名前は?」
「大槍豊です。」
「セーラです。ご覧のとおりエイリア神の神官です。」
(それにしても、すごい谷間だなあ。)
Hカップはあるのではと思われるレイラの胸の谷間の迫力とセクシーさに、豊は勃起してしまう。
「こっちの娘も可愛いね。私好みだよ。エリカが好きそうな娘じゃないか。」
今度はレイラはセーラをじっと見て、楽しげに言った。
そのレイラの表情を見てセーラは思った。
(ひょっとして、この人もエリカさんと同じでバイセクシャルなの?)
「男には興味ありませんって顔してたエリカがねえ・・・・こんな綺麗な男の子を見つけたら、そりゃ靡いちゃうか。」
むんずっ!!
「うわあ!」
豊は驚きの声を上げた。というのも、レイラが彼の巨根を服の上から握ったからだ。
「へえ・・・とんでもないモノを持ってるじゃないか。コレでエリカをオトしたのかい?」

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