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淫蕩王伝―再誕―
官能リレー小説 - ハーレム

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淫蕩王伝―再誕― 1

日本国内のある都市。
「すっごい大きな街ねえ。ええと、彼のいるのは・・・」
晴れ渡る満月の夜空に、一人の女性が浮かんでいる。
透き通るような蒼い瞳に、月光に輝く見事な金髪は腰まで伸びるストレート。
白く端正なその顔には、好奇心が満ちていた。
しばらく空を舞っていた彼女は、「あったわ。あの家ね。」とばかりに一軒の家めがけて降下する。
降下しながら、彼女の姿は次第に透過して消えてゆく。


彼女の姿が再び少しずつ形を取り、実体を現したその場所。
それはある家の一室、この家の息子の部屋であった。
白人のような容姿に、古代の装束を思わせる白いローブ姿。
全体としてはほっそりとしているが、それに反して胸はまるく豊かに盛り上がっている。
この女性は何者なのだろうか?

「この少年があのお方の仰せにあった・・・可愛い♪」
彼女の前にはシングルベッドがあり、一人の美しい少年が眠っていた。
すやすやと寝息を立てる彼の唇に、ちゅっと軽いキス。
そして呪文だろうか?小声で何かを唱える。
唱え終わると、遠くから聞こえていた列車の音や生活音が消え、森閑とした空間が現出する。
彼女は今度はパチンと指を鳴らす。
とたんに少年の着衣が消滅し、男らしく無駄な肉のない身体が現れた。
彼の股間を見下ろして、彼女は思わず嬉しそうな声を上げる。
「ふふ、大きい♪」
足を開いて寝ていた彼の、両足の間にいそいそと入ると彼女はローブの前をはだけて、自慢の豊かな胸をさらけ出した。
そのまま前のめりになると、少年の肉棒を柔らかい胸で挟み、ゆったりとパイズリし始めた。
「ん・・・うふぅ。」
もにゅ、もにゅ・・・・
彼女の手の動きに合わせて柔らかいふくらみが形を変え、挟まれている肉棒に力が宿る。
しばらくパイズリしているうちに、肉棒は巨根と言っていい大きさにまで力強くそそり立った。
「こんな可愛い男の人がこんなに逞しいものをもっているなんて、素晴らしいわ。」
彼女の巨乳の谷間からは、巨根の太い先端が飛び出して自己主張している。
「では・・・・いただきます。」
美しい娘はローブの裾をまくり、美しい少年の腰を跨ぐと巨根を握ってゆっくりと腰を沈めるのだった。
「あっはぁ、いいっ。」
ずっちゅ、ずっちゅと淫らな水音を響かせながら、彼女は腰を律動させる。
「あ、あ、奥まで来てるっ!」
いつしか彼女は自らの胸を揉みながら、いやらしく腰を振っていた。
「あ、あ、気持ちいいっ!!」
少年の寝息が、少しずつ荒くなる。
「もう少しで、もう少しっ!あっ!」
はあ・・・はあ・・・・はっ!
「何?!どうなってるの?
少年が目を覚ました。秀麗な顔に驚きの表情を浮かべているが無理もない。
目を覚ましてみれば謎の外人?の美しい娘に犯されているのだ。
「今は何も考えず私だけを見て!」
一言いうと、口を封じるように、彼女は少年にキス。
そのまま舌を入れられ、少年は驚くが反射的に舌を絡めてしまう。
彼女の唾液を口にすると、ほんのり甘い味がして。
少年はとろけるような気持ちになり、何も考えられず巨根に快感が集まる。
「そうよ、イって!私もっ!!」
ずちゅずちゅずちゅ・・・・
巨根を搾る腰の動きが激しさを増す。全身が高まり、快感が充填されて、彼女は破裂せんばかりだった。
見事な締め付けに思わず、少年は叫ぶ。
「ああっ、僕もイっちゃうよ!!」
股間から全身を貫くような快感とともに、少年が射精した。
「あああんっ!!!」
熱い迸りを受けて、彼女も絶頂を迎える。すると・・・・・
なんと、結合部から強烈な光が放たれる。
そして、光はさらに強く大きくなり、部屋を満たした。

全てを飲み込む光が消えた時、部屋の中には、誰もいなかった。
だが、ベッドの上には確かに温もりが残っていた・・・・・



―――・・・・・あなたは、私の元でこの世界を救うのです。そのために多くの手助けがあるでしょう。多くの出会いがあるでしょう。そのためにあなたは私の力の一端を授かっています・・・・愛してくれる者たちと共に、力を尽くしなさい・・・・・・・・・・・・―――



・・・・・ぱちり。
少年は、目を覚ました。
「ようやく目を覚ましましたね。具合はいかがですか?」
彼に話しかけるのは、昔の欧州の雰囲気をまとった衣装の中年女性。感じからして聖職者ではないかと彼はあたりを付けた。

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