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ハーレム大富豪家族
官能リレー小説 - ハーレム

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ハーレム大富豪家族 1

僕は青井新一。僕は赤ん坊のころから施設で暮らしていて本当の家族のことは何も知らない。
名前も施設で仕事をしているのお姉さんたちがつけてくれたものだった。
そんな僕のところに僕を引き取りたいという人たちが僕の目の前に現れた。
その人たちの名前は桐山千恵さんとその娘の桐山美鈴さんだ。そして、話を聞くと家族はまだたくさんいるみたいだった。
その人たちの家族は男の子が一人も生まれなかったらしい。
「ほんとに僕でいいの?」
「家族が女の人たちばかりなのは嫌?」
「別に嫌では無いですけど……それはそうとなんで僕なんです?」
「そう、なら問題ないわね。園長さん手続きお願いします」
「いや、あの僕の質問にですね……」

僕の疑問に答える事無く、千恵は連れ去るように、僕を施設から連れ出した。
こうして僕は、16年間暮らした施設を後にした。

なにやら高そうな高級車で走る事数時間、僕は今は見知らぬ山の中を、車で移動していた。
専属の運転手は無表情のまま運転を続け、隣りに居る千恵さんも、特に語り掛けて来る事も無く、時間だけが過ぎていった。
仕方なく外を見ていると、違和感を覚えた。
山奥の割りには、道路がやたらと整備されているのだ。
全く……こんな何も無い場所を整備して、税金の無駄使いもいいとこだ。
うちの施設にその工事費の一部でも、寄付してくれればいいものを。
そんな事を思っていると。

「言い忘れていたは、もう敷地内に入ったから」
「えっ、敷地、なんの?」
「私達の自宅の敷地よ、今日からはあなたの自宅でもあるけど」
「えっ……」

僕は開いた口が塞がらなかった。
ただなんだか凄い金持ちに、拾われてしまった事だけは、なんと無く理解ができた。

やがて、僕達の目の前にヨーロッパの宮殿のような豪邸が姿を現した。
(これが…!!)
僕は驚きで開いた口が塞がらない。
「到着いたしました」
ここで初めて運転手が口を開いた。
それで気付いたのだが、この運転手さんは若い女性だった。
千恵さんは僕に言った。
「ようこそ新一くん、私達の家へ」

僕と千恵さんが車から降りると、玄関に何十人ものメイドさん達が勢揃いしていて、一斉にお辞儀した。
「「「お帰りなさいませ、奥様、新一様」」」
「ど…どうも…」
萎縮する僕に千恵さんは微笑みながら言う。
「緊張しなくて良いのよ。ここはあなたの家なんだからね」
「はあ…」
呆気に取られていると、僕と同い年くらいの女の子が出て来た。
可愛い…。
「初めまして。あなたが新一さん?」
「は…はい!そうれふ(噛んだ!)」
突然の美少女登場に僕は今度は別な意味で緊張し始める。
「私は桐山美鈴よ。よろしくね」

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