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実験ハーレム
官能リレー小説 - ハーレム

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実験ハーレム 11


「…被験者番号0375、秋月真由美の受精を確認しました」
女性オペレーターの冷静な声がモニタールームに響いた。
「さすが“種馬”だわ。この短時間の間に二人も孕ませるなんて凄い精力ね」
モニターを眺めながら麗子はつぶやく。
ここは中央管理センターの一室。室内に設けられた数十個のモニターには実験ハーレム村『みらい』の各所の映像が映し出されている。村内に一万個近く設置された小型監視カメラからの映像である。
これは民間には流通していない超高性能カメラであり、視覚的映像のみならず、映っている人物の体温、呼吸、脈拍などの変化まで感知する事が出来る優れ物である。
それらのデータの微妙な変化を見れば、その女性が妊娠しているかどうかも、また、今の性行為によって受精したかどうかも判断する事が出来るのだ。
女性研究員の一人が麗子に言った。
「長谷川チーフ、この只野博明という男、やはり…」
「まだ結論を出すのは早いけれど、その可能性は高いわね。とりあえず、もう2〜3日様子を見てみましょう…」
そう言うと麗子は再び画面に視線を戻した。
画面の中では回復した美咲と博明の二回戦目が幕を開けていた。


翌日。
「さ〜て、今日は村の中を色々と見て回るか。日用品とか必要な物も買わなきゃならないし…」
目覚めた博明はシャワーを浴び、新しい下着に着替えて街に出た。
こんな時は車の運転が出来る美咲が居た方が良いのだが、彼女は今ベッドの中で真由美と二人仲良くグッスリ眠っている。昨夜は一晩中、腰が抜けるまで犯し抜いてやったのだ。おそらく今日一日は足が立たないだろう。
「まあ良いか。のんびり散歩しながら行こうっと…」
とりあえず博明は、昨日通った商店街の方に向かって歩いて行こうと思った。すると…
キーン コーン カーン コーン
遠くから学校のチャイムの音が聞こえてきた。
「チャイムだ…そう言えば学校もあったんだっけ。ちょっと見に行ってみるか…」


みらい学園…『みらい村』に住む子供達が通う学校である。初等部、中等部、高等部に別れており、それぞれ約100人程の生徒達がいる。ちなみに『みらい村』の最年少は10歳なので、初等部は小○4年生からしか無い。
博明が学園に着くと、ちょうど生徒達がグラウンドで体育の授業をしている所だった。
「ほ〜、みんな発育の良い子ばっかりだな〜。あれはたぶん中学生くらいかな?」

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