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プライド高き悪の女王
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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プライド高き悪の女王 5

しかし、それでも思うところあるのか、普段の柔和な表情とは違う顔でファルミアに語りかけるジャナーム。

「でもぉ…パパになられるのでしたら、子供達は決して見捨てないであげてくださいね?ジャナームと約束できますかぁ?ファルミアちゃん?」

「ああ…もちろんだジャナーム…お姉ちゃん、それとも…母上と呼んだほうが良いか?」

ファルミアは恥じらい、口端を吊り上げにやりと笑い、メイドたちに服を着せてもらう、そんな中で、いとしげにジャナームの乳首を吸った後に相手を見つめれば…黒の下着をまとった相手の顔は、いつものような三蛇としての顔に戻っていた。

「いえ…いつものようにジャナームと…ファルミア様」

相手の覚悟を伺ったジャナームは、いつものようにメイド服に着替え、相手にかしづく。
女王たる顔を立て続け、地獄の果てまでファルミアに尽くす、それがジャナームの誓いであり理念だった。
 

☆☆☆
 
「ラブキュアを倒すためとはいえ、まさかこの場所を使うとは思いませんでした…はぁ、はぁ…ファルミア、さまぁ…」
あくる日の深夜、ダークファミリアの地下に存在する魔術工房内にて、打倒ラブキュアのための神聖な儀式は始まった。

息を荒くするジャミラの姿は淫魔のものに変わっており、長く生えた尻尾が発情した猫のように揺れる中、フード付きの貫頭衣を脱ぎ捨てて、一糸纏わぬ姿でミスリル鋼で出来たタリスマンの上に横たわるジャミラ。

「なんともいやらしいものだな、ジャミラよ…儀式の最中だというのに、私が欲しいのか?さすが淫魔族だな…」

龍族の皮を使った豪奢なボーンチャイナの玉座に座るファルミアもまた、貫頭衣を身に付け、股間を膨らませ、肉傘からぽたぽたと先走りを垂らしながらジャミラを見つめる。
 
本人の魔法と術士たちの力により、ジャミラの腹部は臨月と化し、魔方陣の描かれた腹はどくどくと脈打ち、子供が成長していることを
示していた。
 
「この部屋の魔力は豊富すぎて適わんな…さあ、儀式を始める、入って来い、マレイジャ」

「いやぁ!お願いですからっ…私には、私にはそんな大役っ…んほぉぉぉぉっ!??!おおっっ!!!んおぉぉ…おおっ…できましぇんんっ!!!」


ジャナームにより案内されたマレイジャ…美しいブロンドの特徴的な…とがった耳と長身の身体、そしてスレンダーな肉体を持つ少女は部屋の魔力に魅せられ喘ぎ…そして餌の前で待て、といわれた牝イヌのような状態で、喘ぐジャミラとふたなりチンポを勃起させたファルミアを見つめ傅いた。
 
「そなたは幻魔…始祖は妖樹や妖華と聞く、それは間違いないな、マレイジャ」
「んおぉっ…おおんっ…まちがっ…間違いごじゃいませんんっ!!!私は植物の幻魔、ドリアードでございましゅうううっ!!!」
普段の失態を問われ、すわいけにえに捧げられるかとカン違いしていたマレイジャは、ジャミラの淫気に当てられながらもけなげに言葉を返した。
 


ジャミアとジャミラ、二人は格別の淫気を放ち、その魅了ぶりたるや、年端も行かぬ少年少女を自慰に走らせ、たとえどんな街でも一週間あれば全ての男の精をむさぼり食い、みだらに交わり、ソドムとゴモラも真っ青な淫欲塗れの都市を作り出せる…と誇張を含めながらもおおむね間違っていない淫気を二人は放つことが出来た。
もちろんファルミアへの奉仕の時のみ、淫猥さや餌である精を食らうため、淫魔化を解除するように魔法で押さえつけてもあるし、兵将や官僚、そして神話より受け継いだ…かつて人をあまねく管理し支配する神に抵抗し、人類に知恵の実を与え、楽園という名の檻から開放した存在、全ての魔族の始祖である三匹の蛇の称号をもらった立場では、そう簡単に男達を食い荒らし狂わせるなどということもできるはずはない。
 
A級対魔法防御力を持ちながらも、例外でなかったマレイジャはその身を震わせ、クチュクチュと音を立ててはしたなく割れ目を弄り回し、クリトリスをいじっては自慰を行う。
 
「ふふ…準備は万端だな、さあ…運命を受け入れろ、足を開けマレイジャ、お前の始めてをわらわ自らが貰ってやる…」

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