F×3 6
「ソニアさん素敵ですわよ、これで過酷な旅も少しは安心出来るはずです」
マリアはそう言うとソニアの手を引きながら本部の外へ進んでいく。
「へ?あの…マリア様。武器は?武器はないのですか〜?」
「あら?ソニアさんにはジャンヌ様から受け継いだ立派な武器があるじゃないですか。さぁ、旅立ちの時です」
ソニアはポンっと肩を押され、建物から追い出されると『バタン』と扉が閉まり『ガチャリ』と鍵がかけられた。
(えぇ?『ガチャリ』って…もっと盛大に見送ってくれたりするもんなんじゃないの…)
あまりの冷遇に涙を浮かべながらソニアの旅が始まった。
一方、扉の反対側では…
「ソニア…さん、ごめんなさいねっ、でも…日々強くなるソニアさんの淫力に我慢が限界なの…ソニアさんのオチ○ポが恋しくて離せなくなってしまうの」
マリアは涙を流しながら漲る肉棒を扱いていた。
この思いはソニアには伝えられない。
理性があるうちに冷たくしてでも送り出すしかなかったのだ。
「はぁ…疲れた…」
本部を追い出されとぼとぼと歩き続けたソニアだが霊峰ピーニスの広大さに音を上げていた。
「どうせ今日中に下山は出来ないだろうし野宿を出来る場所を探さなくっちゃ」
聖地であるピーニスは気候も穏やかで危険なモンスターもいなければ山賊や野党などもいない。
適当にそこら辺で寝たところで危険などないだろう。
「これで、いいかな?」
ソニアは洞穴に薪を集めて火をおこすとマントに包まり眠りについた…
「う〜ん…むにゃむにゃ…」
そんなソニアを狙う怪しい影が一つ…
『ニュル…ニュルニュル…』
ピーニス固有のレアモンスター『ホールローパー』
円柱状の筒のようなモンスターで人間の中に飲み込み筒内部の触手で人体を襲う。
襲うといっても取って喰うといった危険なものではなくくすぐり程度のもので生命の危険はない。
「あぁん…マリア様、そこはダメですよ…」
何とも言えない快感にソニアは目を覚ます。
「って…ナニよコレ〜!」
ソニアは首から下は全てホールローパーに呑み込まれ、半透明なボディの中で触手に弄ばれているのが見える。
「ニュル…ニュルニュルニュル」
「はぁん!ニュルニュルじゃ何言ってんのかわかんないよ…」
抵抗しようにも手足はほとんど自由に動かせない。
「あひぃ!そこはダメぇ」
触手の先端がソニアのアナルをさする。
その時だった…