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BLUE☆EYES
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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BLUE☆EYES 2

「薫(かおる)おにいちゃん、朝ご飯が出来たから着替え…て、まだしてなかったの?」
「わわぁ!り、凛、ノックしろっていつも言っているだろ」
「…そうは言ってもねぇ。さっきから呼んでいるのに、おにいちゃん。せっかく温かいご飯が
出来ているんだから勿体無いよ」

あきれながらも、何故か凛の顔は緩みっぱなし。しばらくそのまま立っていた。凛の視線を見ると…
わわぁああ!!おちん׆зαが立ってるぅ。

「……り、凛、いいつまで見つめているんだよ?」
「あっ。や、やだなぁ。おにいちゃん、朝ご飯が出来たから来て。早くしないと学校に遅れるよ」
「…わ、わかった。さっさと行け!」
「あはは。もっと見たかったなぁ、おにいちゃんのお〇んぽ!」
「わわ、やめてくれーー!!近所に聞えるだろぉ〜〜」
 
凛が鼻うたをうたいながら部屋から出て行くと、僕は鏡の前でへたり込んでいた。

「うう…お婿に行けないよぉ」

僕の名前は蘇芳 薫(すおう かおる)
妹の凛とは、1つ違いの兄妹だ。
昨年父親が仕事の関係で地方に転勤。母親も生活が慣れるまでと言って一緒に
行ってしまった。それ以来、家では2人っきりの生活になっている。
 
一戸建ての1階部分にある広いリビング。そこのテーブルの席にいるは僕達2人だけ。
制服に着換えた僕は、凛が用意した朝食をもくもくと食べていた。

「ねぇ、おにいちゃん。また変な夢でも見たの?」
「う、うん。この所毎日なんだ。なんだってこんな事になったんだろうな…」

かちゃかちゃと音をたてながら、僕は目玉焼きを頬張っていた。
(もうちょっと静かに食べればいいのにと凛は溜息をついている)

「これって何かのお告げかしら。ほら、テレビでもあったでしょ?」
「最近の占いおばんさんの事か?それとは違うと思うけど…」
「そっか。なんだろうね」

結局結論は出なかった。
食べ終わった僕は、席から立ち上がると

「ごっそうさん。凛、食べたら先に行きなよ。後は僕が片付けておくから」
「うん、わかった。お兄ちゃんも早くしてね。そうそう、お弁当作ったからちゃんと持っていって
よ」
「わかった」

暫らくして凛がリビングから出ると、僕は洗い物をキッチンに置いた。
食器を洗いながら、はぁ…と溜息をつく。

「…やっぱすごく可愛い子だったな」

汚れた皿などをスポンジで洗いながら、僕は夢の女の子の事を思い出していた。
目を閉じれば、夢の中の美少女が微笑んでいる。
僕は思わず鼻の下を伸ばしていた。つつ…と口元から涎が……

「わわっ!何しているだよ!!」

慌てていたせいか、皿を落としそうになった。

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