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王子様は姫騎士?!
官能リレー小説 - 性転換/フタナリ

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王子様は姫騎士?! 3

とはいえ、女騎士達は本当にこのような下着を使っているし、状況が状況なので文句も言えません

おのれ……黒闇の魔導師め…………

煮えくり返るような怒りで歯を噛み締めたあと、マルスは仕方なく、近衛兵の女騎士が彼を案じて用意してくれた、近衛女騎士用のスカートを身に着けたマルスでした。
それから、姫を探すべく歩き出したマルスは、頭に血が上りそうになるのを必死に押さえ、スカートの中を流れるそよ風が陰部を撫でるに任せ、進んだのです。



しかし、森は深く、黒闇の魔導師の元へはあと何日も歩くことになりそうです。
やがて日も暮れて、マルスは夜営の準備をしました。
携帯していたテントを張り、魔物除けの魔法結界を地面に構築します。

「移動中もこれが使えれば」

魔法は得意ではないマルスですが、魔法道具による結界なので彼一人でも使えます。でも地面に魔法陣を描く必要がある物なので、移動しながらでは使えないのが難点です。
一言嘆きつつも、結界を構築して、明かりと夜の冷え対策に火を焚き、携行食の干し肉を食べていました。


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