PiPi's World 投稿小説

老人の最後の余生
官能リレー小説 - 二次創作

の最初へ
 -1
 1
の最後へ

老人の最後の余生 1

わしの名前は、射場一心。60歳を超える狙撃手である。今まで、数多くの人間を射殺してきた。時には、ターゲットを麻酔銃で狙撃し、眠らせると依頼人に引き渡したりや察に渡したりなどをして、お金には不遇はなかった。そんな、わしにも老いには抗えず、残りの人生も少なくなっていた。わしは、死ぬ前に一度でいいから、恋をしたかった。今まで、彼女が一人ができたことなく、このまま死んでしまうなら、一度だけでも恋をしたいと思っていた矢先、「あの……あなたは、射場一心さんですか?」と一人の女性に声をかけられた。
その彼女は、年齢はわからないが20代ぐらいの若さだろうか、スタイルがよく、素敵な女性に見えた。わしは思った。彼女は、わしの今までの財宝やお金が目的で、わし自身には興味がないということを……
「わしに、何かご用ですか?」と彼女に質問する。すると彼女は、「実は、私ずっと射場一心さんのファンだったんです。こんなところで逢えるなんて、思っていなかったので、あの……何か用事がなければ、あなたのお話を聴きたいです」と言ってきた。「本当に彼女は、わしのファンなのだろうか?財宝目的以外にこんな老人に声をかけてくるはずがない」と警戒していたが、こんなチャンスも二度と来ないと思い、悩んでいた。
「そんなにわしの話を聞きたいのであれば、これからわしの屋敷に来ないか?話なら、わしの屋敷でお願いしたい」
「えっ!?これから、一心さんの屋敷にですか!?良いんです?是非!!」
彼女はわしの提案に即決だった。ますます、怪しいがとりあえず屋敷で、化けの皮を剥がしてやる。わしは車を呼んで彼女を屋敷へと連れて行く。車に乗って、しばらく時間が経つと、山の中にある屋敷に車が止まる。
「到着じゃ、ここがわしが所有する屋敷じゃ」
「ここが一心が住んでいる屋敷なんですね。まあ、なんて、広いんでしょう……」
彼女は車から降りると、周囲を見まわしながら、驚いている表情だった。


,
の最初へ
 -1
 1
の最後へ

SNSでこの小説を紹介

二次創作の他のリレー小説

こちらから小説を探す