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プリキュアの国の王様
官能リレー小説 - 二次創作

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プリキュアの国の王様 2

※※

「…これで良いのかなあ」
王様が支配するこの国は、彼の自宅と各省庁がある中枢地区と、14の地区…第1地区こと「マックスハート地区」〜第14地区こと「スタートゥインクル地区」、すなわち15の地区で出来ている。
今日は第6地区、またの名を「スイート地区」へ行くことにした王様は、専用車の後部座席でボソリと呟いた。
「どうしたの、王様?」
隣に座ってるゆかりが反応する。
「世界は平和にならない。ゆり達は学生もプリキュアも仕事も頑張ってくれてる。なのに俺のやることといったら、報告書を読むのと、こうやって見回りするぐらいだしな」
この王様専用車は、見た目や大きさはありふれた軽自動車だが、ファンタジー・科学を問わずに技術の粋を集めて作られた、特別の中の特別な車である。今、王様とゆかりがいる後部座席スペースも、いわゆる圧縮空間となっており、マイクロバス並みの広さを二人占めしている。
そんな快適過ぎる車内にて、王様は同盟国たる日本の総理大臣でを務める高校生にして超人政治家、御子神司の事を思い浮かべる。
(同じ一国のトップでも、忙がしく飛び回る彼に比べて、俺のぐーたらぶりときたら…)
「あら、説明されなかったかしら」
ゆかりはクスリと頬笑む。
「この国は、王様が快楽を感じることで発生する超エネルギー・プレージャルで成り立ってるの。王様、あなたは存在して悦ぶだけで、この国の役に立ってるのよ」
王様は右手をゆかりの右脇に被せ、彼女を自分の右に寄せる。そして…。
「あんっ…!!」
ゆかりの右胸を、制服の上から力を込めて揉む。
「これが、国の役に立つとはね」
「ええ、あなたの悦びは、この国の悦びなのよ」
アニメに出るプリキュア達の胸は、一部の者を除いて、起伏に乏しい、なだらかなものとなっている。しかし、先程のなぎさがそうだったように、この国で実体化したプリキュア達の胸は、年相応(王様の主観アリ)に膨らんでいる。
では一部の、アニメの時点で胸が豊かに描かたプリキュアはというと、ただでさえ豊かな胸がより豊かになった。必然的に。
今、王様が揉み続けているゆかりの胸も、アニメで描かれたものより大きくなっている。
「揉みごたえのある胸だな」
「ああんっ…!!」
制服姿のゆかりの胸を堪能してると、運転手が声をかけてきた。
「王様、スイート地区につきましたよ」
「そうか…」
王様は、『スイートプリキュア』の登場人物たちが暮らす、この第6地区のどこに行くかを考え出した。
中○校か、小○校か、北条家か、南野家か…。
「そう言えば、ここには初の小学生プリキュアがいるんだったな。ちょっと珍しいから観に行くか」
そう言って、王様は小学校へと車を走らせる。
「なんかすごい高レベルの変態か痴女みたいな格好していたけど……あ、いたいた」
王様が想像していた変身後の姿ではなく、そこにいたのは普通の小学生の姿だった。
「確かあの娘は…」
「あの娘は調辺アコ。キュアミューズに変身するのよ」
王様専用タブレットに入れてるプリキュアの資料から、キュアミューズの画像を出す。
「……あれ?」
先ほど頭に浮かんだ「すごい高レベルの変態か痴女みたいな格好」とは明らかに異なる、むしろ露出控えめな格好だった。
「王様、もしかしてキュアサンシャインと間違えたのかしら?」
ゆかりに言われて、今度はサンシャインの画像を出す。
「確かに、ゆかりの言う通りだ。…おかしいな、俺がこんな間違いをするなんて」

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