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植物と少女
官能リレー小説 - 二次創作

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植物と少女 2

「おい…まさか、お前も森に入るんじゃないだろうな?」
「ええ…そのまさかよ。」
ロビンは振り返って笑みを浮かべていた。
「人の話を聞いていなかったのか?噂が本当なら、いくらお前でも戻ってこれないぞ!」
「あら?私の心配をしてくれるのね。ありがとう…でも、大丈夫よ。」
ロビンは海賊たちのところを離れ、仲間たちのところに戻っていく。
「ねえ…ルフィー、ちょっと良いかしら?」
「うん?なんだ?ロビンどうかしたのか?」
「ちょっと、お願いがあるの。しばらく私に自由行動の時間をもらえないかしら?」
「何かあったのか?」
「何でもないわ…ただ、森でリフレッシュしたいと思っただけよ…」
「そうか…いいぞ!」
「ありがとう…ルフィー」
ロビンはそれから、準備を行い、森に散策に出発して、現在に至る。
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「フゥゥ…本当にこの森に少女がいるのかしら。とりあえず奥に進むしかないわね。」
ロビンは立ち上がって、森の奥へと進んでいく。休憩してから更に進むこと1時間経過した頃、辺りに異変が起き始めていく。
「これは…霧かしら?どんどん濃くなってきているわね。」
ロビンは奥に進むにつれて、霧が発生し、どんどん濃くなっていき、周り一面真っ白になっていった。
「うう…前が見えないわね。これじゃ、何があるか分からないわ。」
ロビンは霧のせいで、前が見えないために、足が止まってしまっていた。ロビンは引き返そうとも考えたが、周りが見えないため、前後の感覚が狂わされてしまい、どちらに戻れば良いのか、分からなくなってしまう。
「どうしようかしら。どっちから進んできたか分からないから迂闊に動けない…」
ロビンはしばらく立ち止まって考えていた。
「考えていても埒があかないわね。とりあえず周りに気をつけながら、進んでいくしかないわね」
ロビンは周囲に気をつけながら、奥に進んでいくことにした。

それからしばらく歩き続けていると…
「お姉ちゃんこっち…こっちだよ…」
「声が聞こえる!?しかも、女の子の声だわ。」
ロビンは、声が聞こえる方に歩き始めていく。
「お姉ちゃんこっち…こっちだよ…ウフフ…こっちこっち…」
「声がどんどん大きくなってきているわ…それにしても、この声…まるで…」
ロビンは不思議に思いながらも、声が大きくなるのがわかり、走り出していた。
「お姉ちゃん…こっちこっち…早くおいで…」
「うう…声が更に大きく聴こえるわ…もうすぐみたいね。ねえ…あなたは誰なのかしら?」
ロビンは走りながら、声の主に問いかけていた。
「ウフフ…私?私のことを知りたいなら私のもとに来て…ほら?もう少しだよ…」
「うう…んん…距離は近づいているのは分かるのに…霧が濃いせいで、分からない…あら?」
ロビンは走り続けていると、光が見え始めていた。
「あれは…光かしら?もしかして…はあはあ…はあはあ…」
ロビンは光が見える方に走っていた。すると…
「ウフフ…やっと来れたね。お姉ちゃん…」
目の前に笑みを浮かべて立っている少女がいた。

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