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獣男と牝
官能リレー小説 - 二次創作

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獣男と牝 1

これは峰不二子がある盗みを終えた後に起きた物語である。
「ウフフ…今日も簡単だったわね。早く帰ってシャワーでも浴びたいわね。」
不二子はとある金融会社から金銭を盗み終えて帰るところだった。
「これでしばらくは楽しい生活が出来そうね…夜も遅いし、気をつけないとね。」
不二子は周りに気をつけながら、路地裏を通って帰っていた。そのとき…
「お前、峰不二子だな…」
「キャッ!!…うう…(し…しまった。油断した…これは…クロロ…ホルム…)」
不二子は突然背後から現れた男にクロロホルムを嗅がされてしまう。
「さて…この女を運ぶぞ!」
「はい!」
男が指示すると、部下の男が車を用意し、男が不二子を抱えあげ車に乗せた。
「峰不二子…お前にはこれからある男の餌食になってもらおう。」
不二子を乗せた車はとある施設に向けて出発した。
不二子が連れ去られてから数時間がたった。
「うう…ここは…どこかしら?なんだか頭がクラクラして…そうよ、私は盗みをした帰り道に…急に後ろからクロロホルムを嗅がされて…うう…んん…身動きがとれない…」
不二子は目が覚めると椅子に拘束されたまま座っていた。
「峰不二子…ようやく目が覚めたか。」
「あなた誰?目的は何かしら?」
不二子の目の前に一人の男が現れていた。
「お前に名乗る名はない…俺は依頼人からお前をここに連れてくるように依頼されただけだ…」
「そう…それで私を連れてくるように依頼した人はどこかしら?」
「ここだよ…」
不二子は声のする方を観ると、一人の中年男が立っていた。
「あなたは誰?こんなことをして何が目的なの?」
「私はロベルトだ。君をここに連れてきた目的はこれからある男の相手になってもらう。」
「ある男って誰?それに相手って何かで勝負するの?」
「その男の名はビーストだ。その名を言えば何の相手かは分かるだろ?」
「ビーストですって…まさか…そんな…」
不二子は相手の名前を聞いた瞬間、驚きを隠せないでいた。
「本当にビーストなの?ビーストと言えば、世間を騒がせてる極悪犯罪者じゃない…」
「へぇ…流石の峰不二子もその名を聞いて、焦っているのかい?それもそうだよな…彼は数々の女性を襲っては強姦している極悪犯罪者だ。自分もこれから同じ目にあわされるんだと思うと焦って当然だよな。ウフフ…」
ロベルトは不敵な笑みを浮かべていた。
「くぅぅ…まさか、こんなことになるなんて…(何とかして逃げ出さないと…このままじゃ…まずいわ)」
「そうだ…君のことだ。こんな状況でも逃げ出すことを考えているかもしれないから、これを付けさせてもらう。」
「それは…首輪?ちょっと…や、やめ…」
ロベルトが指示すると首輪が出てきて、直ぐに不二子の首に付けた。
「不二子、今君に付けた首輪はこの施設から一歩でも出ようとすると、センサーが反応して爆破する仕組みになっている代物だ。これなら逃げ出せないだろ?」
「くぅぅ…うう…どうやら本当に逃がしてくれないみたいね。」
不二子は絶体絶命の状況に更に焦り始めていた。
「おっと、そろそろおしゃべりの時間は終わりだ。さて、彼を呼ぶかな。」
「ピッ!!」
ロベルトがリモコンを操作すると、目の前に大男が現れた。
「彼が噂のビーストね…」
不二子は目の前に現れたビーストに言葉が出ずにいた。
「そうだ…流石に何も出来ずにいるのは嫌だろうから、拘束は解いてあげるよ。」
「ピッ!!」
ロベルトがリモコンを操作すると不二子の椅子の拘束が解かれ、身動きがとれるようになった。
「あら…拘束を解いてくれるなんて意外と優しいのね。」
「何も出来ずに終わってしまうと流石の君も悔しいだろ?それに座ったままだと彼もやり辛いからね。まあ…この施設から出られないことには変わりはないけど…」
「でも…お陰で彼の責めから抵抗することは出来るわ。ありがとう…」
不二子はロベルトに向けて、笑み浮かべる。
「さあ…ビースト。君の餌だよ。思う存分やりたまえ…」
「ウガァァァ…」
ロベルトが言うと、ビーストはその名の通り、獣のような雄叫びをあげて不二子に向かって走り出していく。

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