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夢に囚われた女海賊
官能リレー小説 - 二次創作

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夢に囚われた女海賊 1

ニコ・ロビンは革命軍からの情報で歴史の本文(ポーネグリフ)が小さな島にあると聞いて、革命軍に船を出してもらいその島に上陸していた。
「この島ね。歴史の本文がある島というのは…」
「はい…ロビンさん」
「ここまで送ってくれてありがとう…ここからは私一人で行くからあなたは本部に戻ってくれて構わないわ。」
「わかりました。また、お迎えに来ます。」
ロビンは革命軍の船が島から離れていくのを確認する。
「さあ…歴史の本文はどこにあるのかしらね…楽しみになって来たわ。」
ロビンは、歴史の本文がある小さな島の中に脚を踏み入れていく。しかし、ロビンは知らなかったその島にはある秘密があり、それはロビン自身の身も心も滅ぼしかねないということを…
ロビンはしばらく歩き続けているが、未だ人、一人も会わずにいた。
「この島には誰も住んでいないのかしら?こんなに歩いて誰一人も会わないなんて…」
ロビンは島を散策しながら、誰も会わないことに不自然に感じていた。するとロビンの目の前に遺跡が姿を現わす。
「すごい!まさかこんな小さな島に遥か昔の遺跡があるなんて…」
ロビンは自分の心が踊るのを抑えきれず、遺跡の中に入っていく。遺跡の中を歩き続けながら歩いていると大きな広場に出ていた。
「まさか遺跡の中にこんな広い場所があるなんて驚きね…」
ロビンはしばらく広場を歩き続けていき、歴史の本文がある場所を探していた。

それからしばらく歩いていると、ロビンの目の前に大きな壁画が目に入る。
「あれは、まさか歴史の本文かしら...確かめないと....」
ロビンは壁画の前まで走っていった。
「はあはあ...うう...どうやら、この文字は古代の文字のようね...それも何百年と昔の....」
ロビンは壁画に手を当てて、古代文字を解読しようとしていた。
「な...これはどういうことかしら...ここに書かれているのはこの島の秘密そのもの....」
「そこにいるのは誰だ!!」
ロビンは壁画の古代文字を解読した内容がロビンがいる島の秘密であることを知り、驚いていた。そして、そんな驚いているロビンは後ろから声を聞こえて振り返った。
「女、何者だ。そこで何をしている!」
ロビンが振り返ると目の前には中年の男性が立っていた。
「私の名前はニコ・ロビン、考古学者よ…」
「考古学者だと…まさか、女、その壁画の文字を解読したのか?」
「ええ…ついさっきね。」
「そうか…」
「ねぇ…あなたはこの島の人間なの?この壁画に書かれている内容は本当なの?」
「私はデネブ、この島の秘密を守る者だ。女には悪いが島の秘密を知られた限りは生きて帰らせるわけにはいかないな…」
「くぅぅ…なんて気迫なの?」
ロビンはなんとか逃げ出そうと辺りを見渡していた。
「何をしている、女。逃げようとしても無駄だ…」
「え?な、何なのかしら?急に足元から煙が…うう…しまった…まさか…これは…睡眠ガス…」
ロビンは逃げようとするが、足元から突然出てきた煙が睡眠ガスだと気づくが、既に吸い込んでしまい、眠ってしまう。
「言っただろう…生かして帰らさないと…この壁画を解読してしまった自分の運命を呪うんだな…」
デネブは眠っているロビンに近づいていく。
「さて、女を祭壇に運ぶか。久しぶりの大人の女だ…満足してもらえると良いんだが…」
デネブはロビンを抱え上げ、島の奥の祭壇へと運んでいく。そして、ロビンが祭壇へと運ばれてから数時間が経った。

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