PiPi's World 投稿小説

夢に囚われた女海賊
官能リレー小説 - 二次創作

の最初へ
 0
 2
の最後へ

夢に囚われた女海賊 2

「うう…ここは、どこかしら?」
「ようやくお目覚めのようだな女。ここは島の奥にある祭壇だ…」
ロビンが目を覚ますと祭壇に大の字に拘束されていた。
「祭壇ですって…やっぱり、あの壁画に書かれていたことは本当だったのね。」
「ああ…そうだ。この島はあの壁画に書かれていたように人間の女を生贄にして生きているんだ…」
「そんな…。だから、この島には女性が誰一人居なかったのね。でも、待って…この島には女性どころかあなたに会うまで人っこ一人居る気配がしなかったわ…」
ロビンはデネブから島の真実を聞かされ、驚いていたが、すぐさま疑問に感じたことを質問していた。
「ああ…それはだな。島にはもう女が一人もいないんだ…なんせ、全員生贄になっていったからな。だから、俺以外の男たちにはいろいろな場所に向かい、この島に女を連れて帰って来るように指示を出した。」
「うう…そういうことね。島の男たちも外に出ているから、あなた以外誰もいなかったわけね。」
ロビンは島に人間がいない理由に納得していた。
「そう…そして、連れて帰ってきた女たちをこの祭壇で生贄として捧げているのさ…この意味分かるだろ?」
「それって…まさか!?」
「ああ…そうだ。女…いや、ニコ・ロビン。お前にはこの島のために生贄になってもらう。この島の秘密を知ってしまったことを後悔するんだな…」
「でも、まさかあの壁画の文字を解読したとは…そういえば、名前は確かニコ・ロビンって…まさかオハラ出身か?」
「ええ…そうよ。私はオハラの唯一の生き残りよ…」
「そうか…それなら、あの壁画の文字を解読したのも納得できる。お前はますます不幸だな…オハラ出身で壁画の文字を解読してしまったことでこれから生贄にされるんだからな…」
「フフフッ…残念ながら、私はこの島の生贄になるつもりはないわ」
ロビンは笑みを浮かべていた
「そうか…だが、この島から生贄にならずに逃げだせた女は一人もいない。お前のように余裕ぶっていた女たちも最後にはこの祭壇で生贄にされていったからな…」
「私もその人たちと同じようになるとは限らないわ。それに私には夢があるから…」
「その夢はもう叶わないな…さあ、お喋りは終わりだ…お前の生贄になるための儀式を行う…」
「儀式ですって…何かしら?触手…かしら。」
ロビンが儀式という言葉に反応していると、二本の触手が現れるのに気付いた。
「ああ…この触手たちは島に養分を与えているんだ。これからお前にはこの触手たちに犯されてもらう。島の生贄として…島の喜ぶ美味しい生贄になってもらうからな。」
「つまり、私はこれからこの二本の触手の餌食になるということね…」
ロビンは冷静に理解していた。
「へぇ…こんな状況でも、冷静なんだな。それとも、自分の運命を受け入れたのかな。さあ、触手たちよ。この女を生贄として相応しいか見極めてください…」
ケビンがそういうと、二本の触手がロビンの身体に巻きついた。
「くぅぅ…私はこんなところで死ねない…私には帰るべき場所と守るべき約束、そして夢がある。だから…うう…負けるわけにはいかないわ。」
ロビンは触手に身体に巻きつかれ、撫で回されていた。

SNSでこの小説を紹介

二次創作の他のリレー小説

こちらから小説を探す