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ラコスポのハーレム帝国
官能リレー小説 - 二次創作

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ラコスポのハーレム帝国 3

「とりあえずコイツは外に出しておこう」

看守は慣れた感じでラコスポの身体を担ぎ、監獄の外にあるゴミの山に放り投げた。
ラコスポがゴミの山にぶつかった瞬間僅かだがラコスポから声が漏れた。だが看守にその声が聴こえる事はなく看守は監獄へと戻っていった。
ゴミの山の頂点で姿が変わっていくラコスポに気付く事もないまま……。

そうこの瞬間、ラコスポはあの薬の初めての成功例となったのだ。天はこの瞬間からラコスポに味方し始める事は誰にも分からなかった。

ラコスポの身体が変わり始めて数時間が経った頃、ラコスポは目覚めた。目覚めた瞬間ラコスポは今の状況が理解できないでいた。だがゴミの山にあった小さな鏡に映る自分の姿を見て理解した。
鏡に映る自分の姿を見てラコスポは舞い上がった。身長は180p位まで伸び、腹や手足には無駄な脂肪がなくなりスリムになった。逆に程よい筋肉が付いて抜群のスタイルになっている。
更に容姿も元の醜い容姿からは想像がつかないくらい端麗になっている。

そこからのラコスポの行動は早かった。この監獄に物資を届ける小型の宇宙船を見つけたラコスポは搭乗者が全員降りて物資を運んでいる隙を見つけ、その宇宙船を乗っ取った。
宇宙船に残っていた操縦者に、今の自分の体の腕ならしとばかりに背後から殴り、操縦者の意識をなくした。

そして物資を運んでいる搭乗者、そしてこの監獄にいる誰にも知られることなくラコスポは宇宙史上初の脱獄に成功したのである。


宇宙船を乗っ取ったラコスポがまず向かったのは母国であるガーマ星だ。そこでまず家の財宝をありったけ盗り、それを売って金を得るためだ。

そしてガーマ星に着いたラコスポは家の財宝、そして自分のペットであるイロガーマを数匹連れ宇宙船に詰め込みガーマ星を経った。ラコスポがガーマ星に滞在したのは僅か30分であった。

次にラコスポは自分の野望のターゲットとなるララや金色の闇対策の為あらゆる星に行きそこでアイテムや植物、生き物を得た。その道中で未だ意識を失っている元の操縦者を捨てた。
そして準備が整ったラコスポはララ、金色の闇がいる地球へと宇宙船を動かした。
ララ達の住んでいる日本という国を捉え大気圏を突破したラコスポの乗っている宇宙船は、その勢いを失うことなくララ達の住む彩南町という町の近くにある森に向かった。
宇宙船がスゴいスピードで地上付近を走れば、その音で町民に気付かれると思われがちだが、この宇宙船は地球の宇宙船に比べ遥かに高性能なので無駄な音など一切しない。

無事に宇宙船が着陸し、宇宙船周りに誰もいないことを確認したラコスポはこれからの自分の野望を想像し笑みを浮かべた。
もう間もなくララを、金色の闇を自分のモノに出来る。ララ達が結城リトという男を捨て自分に靡くというのが現実になる。
ララ達が自分の身体を求めてくるという妄想を浮かべ、ラコスポはまず始めにとララ及び金色の闇の身の回りを調べることにした。
その前に居城を確保せねばと思ったラコスポは、ガーマ星から盗んできた財宝をこの国のお金に変えるために公に知られず裏で貴金属を取り扱っている宇宙人が経営している店に向かった。

財宝を全て売り日本円で100億という途方もない金額を得たラコスポは、そのお金で大きめの一軒家を購入した。初め店員は身分証がないと売れないと言ってきたが値段の3倍を直ぐに出すと言ってやった瞬間流れるように事が進んだのにはラコスポも笑いを堪えるのが必死だった。

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