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マセガキの寝取りボインハーレム ―IS編―
官能リレー小説 - 二次創作

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マセガキの寝取りボインハーレム ―IS編― 7

(…IS学園より広いな)
あまりの規模に、箒はただただ驚きあきれる。
「どう? すごいでしょ」
鉄門の正面で棒立ちする箒の背後から、快活とした女の声がふりかかる。
「ここが白鳳院家の屋敷よ」
送迎のリムジンから降りるやいなや、楯無はなぜか得意げにそうのたまった。


白鳳院。
日本国内にその名を知らないものはいない。世界的に幅を利かせる一族であり、ありとあらゆる分野に貢献している財閥。また、IS研究も積極的に支援しており、、IS学園の重要なスポンサーでもある。
まさか自分がこれから面会する人物が、その白鳳院の一族だとは。
思いがけない展開に、箒の思考が危うくショートしかけた。事前に説明を受けたとはいえ、やはりいざ生で目にすると面食らってしまう。

「篠ノ之さん、大丈夫、大丈夫。別に捕って喰われる訳じゃないからぁ〜」
「た…楯無会長」
気が動転して倒れそうになる箒を支えると楯無は笑顔で優しく気遣う。
思いがけない楯無の配慮に箒は少し落ち着きを取り戻すと。
楯無が付き添ってくれたことを感謝する。
普段は何かと彼女のマイペースさに振り回されるけど。
こういう時、非常に頼りになるから箒は更識を信頼していた。

「さてと。それじゃ、さっそく中に入りましょうか」
緊張感などおくびにも出さず、平素と変わらない調子で楯無は鉄門をくぐっていく。
箒も気を取り直して、楯無の後に続いた。

鉄門から屋敷の入口まで伸びる石畳の一本道を進みながら、箒は改めて屋敷の広さに感嘆する。
莫大な敷地に、莫大な建築物。上層階級といえども、少々豪華すぎる屋敷だ。これだけでも白鳳院が並みの富裕層ではないとわかってしまう。
だが、それだけに富への嫉妬ゆえか黒い噂も多い。
やれ裏であやしい組織とつながりがあるだとか、やれ跡継ぎ息子は女にだらしないだとか。そういった噂は絶えない。
特に息子。
楯無によれば、今回自分との面会を所望したのがこの息子の御曹司らしい。。


(御曹司、か。どんな奴なんだろう)
噂は本当なのか。それとも異なるか興味はある。
息子はマスコミに出ることが少なく、おまけに箒自身が財閥のことを詳しく知らない。
ショウ、という名前だけは耳にしたことがあるが。

「着いたよ〜」
気の抜けた楯無の声に、箒はやっと我に返った。
気がつくとすでに屋敷の目前。上質な木材で作られたのであろう、重厚な扉の前に来ていた。
 
「呼び鈴とかは無いんですね・・・」
「ふっふっふ〜心配無用よ〜篠ノ之さん」
カンッ! カンッ! カンッ! カンッ! カンッ! カンッ!

「ショウくん、楯無お姉ちゃんだよ。篠ノ之さんを連れて遊びに来たよ〜」
「ちょっと・・・か、会長!!」
呼び鈴がないからどうやって来たのを知らせれば良いか迷う箒に楯無はいたずらっ子みたいに微笑み心配無用と言い。
トビラに付いてる装飾のノッカーを叩き屋敷の主ショウに遊びに来たよと言う。
いくら知り合いでも少し厚かまし過ぎると思った箒は楯無を止めようとしたら、扉が左右に開く。

「実は門前の監視カメラで屋敷側は私たちが来てたのを知ってたのよ」
「全くそれなら言って下さい」
「まあまあ、ちょっとしたサプライズよ」
「全くなってません」
既に白鳳院側は箒たちが来てたのを知っていたが、あえて楯無が言わなかったのはちょっとしたサプライズのつもりというが、なってないと箒は突っ込む。

「まあまあ、怒っちゃダメだよ〜ショウ君がまってるから行こう!!」
「ちょっ、ちょっと会長!!」
強引に手を掴まれた箒は楯無によって有無を言わず白鳳院邸内に連れ込まれた。

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