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マセガキの寝取りボインハーレム ―IS編―
官能リレー小説 - 二次創作

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マセガキの寝取りボインハーレム ―IS編― 54


性欲をさんざん掻き立てられて飢えた獣のようになったショウが、さんざんそれを煽ったモリガンと一晩中無茶苦茶セックスを繰り返し、遠慮なくモリガンをアへらせ喘がせている頃、IS学園ではシャルロットが一夏から相談を受けていた。 

いわく、最近セシリアが昔のようにやたらと冷たく当たってくるし、箒に至っては暴力が前より酷くなっている、とのことだった。 

(何だかおかしいよね、あの二人…やっぱり何かがあるのかな?)

とりあえず一夏を慰めつつも、そう考えたシャルロットは思案する。 

ここのところ二人は必ず高級車に乗ってどこかに出掛けたり、外出も増えているようだし…何より二人の姿は以前よりもどこか、艶のあるように見えていたのは間違いない…セシリアに至ってはいつものことだったが、箒の下着の趣味もどこか派手に感じられる。 


(まさか浮気かな…うーん、でもそれならチャンス、なのかな?)

元々アドバンテージは幼馴染みの箒の方が高そうだし、さらにセシリアほどの積極性は自分にはないためか、これはこれで一夏を独り占め出来るチャンスなのでは…と考えるが、しかしそれはそれで何か卑怯なことをしているような気になるのも事実だった。
それにもし何か事件や国同士の厄介な争いに巻き込まれているようなら、助けたいという気持ちもない訳ではない。

(ちょっとだけ、調べてみようかな…もしかして何かに巻き込まれているようだったら大変だし、仲間だもの、助けなくちゃ!)

そう考えながらも心の奥ではどこかーー一夏よりも格好いい人と二人が浮気していたらどうしよう、という考えが、その本能からか…シャルロットのなかに沸き上がっていた。

ーーーーーーーーーーー


(あれ…間違いなくここだけど…ここって、 白鳳院家だよね?それにどうして生徒会長まで… )

明くる日、さりげなくセシリアに発信器を取り付けたシャルロットは、後を追ったが、なぜか二人に合わせて合流した楯無と共に乗り込んだ高級車が向かったのが白鳳院家の邸宅だったことに困惑していた。 

白鳳院家はIS学園のスポンサーであるがその支出の割合は決して小さくはない…下手をすれば小国の国家予算に匹敵する資金を出していると言われているくらいだ。 

(もしかして皆はスポンサーになるかわりに慰みものに?…もしそうなら、た、助けなくちゃっ!!!)

慌ててシャルロットは辺りを見回す、ある程度の潜入工作を仕込まれていたためか、邸宅の警備の穴はあっさりと見つかり、シャルロットは決意を固めた。 
それがたとえ蟻地獄のようなものだったとしても…今のシャルロットには気づくことは出来なかっただろう。 


(ううっ…は、恥ずかしいなぁっ…でもきちんとやらなくっちゃ)

シャルロットは用意したデュノア社製のスパイ用スーツ…各種の機能が装着されたそれに着替えて偵察を行うことにした、技術の粋を集めて作られたそれは本来ならIS学園で使用されるはずだったものだ、今では無用の長物と考えていたが、仲間を助けるためにこんな機会が来るとは…と考えながらも、制約上インナーを装着できず、豊かに育ったはちきれんばかりの身体をボンテージのようなスーツに包み込み、視認阻害機能にスイッチを入れ、姿を隠しながらもシャルロットは歩を進め、唯一の屋敷のセキュリティの穴と思われる、古い鍵つきの扉から中に入ることにした。

屋敷の中にすぐに入り、うろつく監視役とおぼしきメイド達…どこをみても現れる女性達にたいして、シャルロットは屋敷の主の趣味を何となく察し、それが余計にシャルロットの心を突き動かしていた。


(女の子…というか綺麗なお姉さんばっかり…やっぱりこの屋敷はおかしいよね?はやく箒とセシリアを見つけなくちゃ…うーん、ここから移動するか…)

念には念を、スーツ自体は姿を消す効果はあるし基本的に気配は消せるわけではない、慎重な性格のシャルロットからすればそのまま廊下を走り抜けて、何かの表紙にメイド達に気配を察知されてしまうなどもっての他だったためか、慎重に移動するシャルロットはさらに手っ取り早く見つからないように屋敷内を移動しようと通風口を見つけて、その中を移動することを考えていた。 
今現在ここにいるメイド達はゲストをもてなすというよりは日々の雑務を行っているようだし、そんな彼女達にいちいち構っていても何も始まらないだろう。

(よし…今だっ!えいっ!)

身体を屈めれば十分に移動できるそのスペース内に入り込み、発信器の示すモニタの位置を便りに歩き出そうとした瞬間、かちり、と辺りに金属音が響いた。


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