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マセガキの寝取りボインハーレム ―IS編―
官能リレー小説 - 二次創作

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マセガキの寝取りボインハーレム ―IS編― 34

「僕の名前はショウだよ。」
「セシリア・オルコットと申します。よろしくショウ君」
「うん、セシリアお姉さん」
「所でショウ君、ここが何所かわかりません?」
「僕も目が覚めたら。ここにいたんだ。そしたら、隣でお姉さんが寝ていたんだよ」
「そうなのですか…怖くなかったんですか?」
「大丈夫だよ。だって、僕が泣くとセシリアお姉ちゃん困っちゃうでしょう」
笑顔で自己紹介するショウにセシリアはどうなってるか状況を聞く。
臆する事無くセシリアにこの部屋にいた経緯を話すショウにセシリアは怖くないかと語りかけるが、ショウは大丈夫と人懐っこい笑顔で言う。

「ショウ君は強いんですね(こんな小さい子がしっかりしてるのに年上に私が動じてはいけませわね)」
「だって僕は男だからね!(うんうん、可愛いお姉さんだなあ〜早く犯したいなぁ〜白人のお嬢様なんて、穢し甲斐がありすぎるよぉ〜しかし、我慢だ我慢…)」
誘拐されたかもしれない心細い状況なのに怯えず心配かけないようにするショウにセシリアは関心する。
同時に自分もしっかりしなくてはいけないと自覚するが、
自分がこの部屋に監禁されたのは目の前にいるショウが張本人だとセシリアは気付いてなかった。
それにショウの方はセシリアを犯したくてしょうがなかった。
胸こそ箒に劣るが、外国の気品ある白人お嬢様であるセシリアへの征服欲は強まる。
しかし、急いてはことを仕損じるのでショウはセシリアへの滾りを上手く抑える。

「あっセシリアお姉ちゃん、あそこに和菓子とお茶があるよ?」
ショウはそう言って、部屋の隅辺りを指差す。
そこには小さな丸テーブルがあった。菓子類がパンパンに敷き詰められたトレイと、二人分の湯呑みがのせられたテーブルが。和室の景観にはお似合いながらも、監禁場所としてはミスマッチも甚だしい家具が鎮座していた。
「? なんですのこれは?」
疑問をつぶやきつつテーブルに近寄るセシリアは、物影に今まで隠れていたものを発見する。
布団だ。クッション材のつまった布袋を直接床にしいて、寝床とする日本式ベッド。
それがまるでどうぞくつろいてくださいと言わんばかりに、丸テーブルの真横に敷かれている。
「???」
ますます意味がわからず、セシリアは首を傾げる。
まあ犯人の思惑がとうであれ、水分や食料があるのはありがたい。
いざとなればISを使って強行脱出すればいいが、基本的にあれの学園外での使用は認められてない。できれば自力で何とかしたいところだが……。
「……あら?」
脱出につながる手掛かりを捜すセシリアの目にあるものがとまった。
テレビ。テーブルの下に、小型のテレビが置かれている。
「これは……」
テレビをまじまじと見つめるセシリア。すると、タイミングを計ったかのように、テレビの電源がついた。

「なっ――――」
テレビから映された映像を見て、セシリアはとっさに言葉を失った。
まさか。でも。いや、そんな――――。
思考の末、やっと理性を取り戻したセシリアは叫んだ。
「い、一夏さんっ!?」
電源のついテレビ画面。そこに織斑一夏の、セシリアが熱烈に思慕する男性の姿が映されていた。
だが、その有り様は尋常でない。
どこかの廃墟らしきコンクリートの風景。無人で物寂しい空間の中心に、一夏は転ばされているのだ。全身を鎖でがんじがらめに縛り付けられた状態で。ぐったりとした様子で目を閉じながら。
「一夏さんっっ!!」
恋する男の異常事態。セシリアは顔を真っ青にして、テレビにかじりつく。
そして、同時に背後から笑い声が響いた。

「くくっ……あはははっ!」
生殺しのような笑い声に振り返る。すると、そこには畳の上で笑い転がる、ショウの姿があった。
「ふふ、びっくりしたぁ?」
ショウはにやけ面を張り付けたまま、セシリアを見上げる。さっきまでとは一転した少年の様子に、セシリアは凍りついた。
子供らしからぬ落ち着き。余裕綽々な態度。何もかも見透かした眼。
セシリアはようやくこの少年の異常性を察知した。

「……あなた、何者ですの?」
セシリアはキッと目付きを研ぎ澄ませて、ショウをにらむ。用心深く、じりじりとにじり寄りながら。
が、ショウの動きは早かった。
「変な行動は控えた方がいいよ」
ショウは畳から起き上がり、挑発的にセシリアを見据える。
「テレビのお兄ちゃんの無事を願うなら、ね♪』

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